生々しい娘と母親との葛藤

全員、母子家庭。
年齢は39歳二人、40歳ちょい過ぎ一人、そして自分。

自分は高１の息子だが、他の３人は息子と同級生二人と中三の娘。

娘さんたち朝起きられず、不登校から夜遊びコースで私立高校へ籍を置いておられる、という。
みんな娘さんとの葛藤で、相当悩んでおられる。

母子家庭だから、母親が一生懸命に働き、学費もなんとか捻出しているなかで、昼ごろ起きてきて夜遊びしている生活の娘さんに小言を嫌味を言わざるを得ないという。

娘さんが繁華街で遊んで帰ってこないので、明け方まで眠らないで待ち、仮眠してまた仕事へ出ていくお母さん。

多分そういうことかと思っていたが、ずっと愚痴を話している。

「子どもは親の鏡」と自分の反省も含めて、言い切った。

いろいろ話を聴き、いろいろ答える。

自分の生活を見直す。
自分が子供に何を言っているか、言葉を振り返る。
子どもの可能性を摘むようなことを言っていないか。

きついことを言った。
傲慢に聴こえたら、それはそれで仕方がない。

うちは、いちおうギリギリ進学校でなんとか授業についていっているが、国公立の大学へ行くには、遠すぎる状況だから、ちっとも左うちわではない。
高校には毎日行くし、部活も楽しんでいる。
自分の人生を自分で選んで行くのだということは、折をみて伝えている。

自分の目標が見つからないから、がんばることができないのなら、とりあえず、国公立の理系に合格する学力だけつけていれば、なんとか後で目標を見つけることができるし、そうでなかれば、自分で探す。
経済的に、私立は専門学校でも無理と引導を渡している。

子どもは親の鏡と言うからには、自分はやっているか。

やると決めたことはやる、ととにかくやることをやるようにしている。

それをどのように観ているかは、関係ない。
自分で前を向いてやるだけ。
息子と話をするときはして、他は信じるしかない。

もうどうにもならないのだ。
自分の人生でさえ、ひーひー言いながら向かっているのに、息子に対して、あーだこーだ言えることはない。
ただ、自分のひーひー言いながらもやる姿を見てもらうだけ。
辛い顔はしたくないが、きっとうまくいくと信じてやる。

ただ息子と話をする余地がある親子関係になっていることだけ、感謝している。

４時間の女子会、自分でもお疲れ様でした、と言いたい。
感謝