ありがとうのブログ

毎日、家族や仕事関係の人たちとのふれあいで感謝していることをつづります。

息子の少年野球総監督と語り合う

2009年09月13日 14時25分38秒 | Weblog
息子のチームは先取点を取り、試合はこっちのムードでスタートした。4対0で勝利のムードを維持できていたが、2回で1点、3回で4点を許してしまった。
4点は、こちらの外野選手の守備のミスで、ミスがミスを呼び、本塁打ライナーとなったのだった。
最後の回、こちらも逆点の機会が訪れた。ノーアウトで出塁。2塁まで残塁で、最後は、こちらのチームの主将が3振してゲームセットだった。

ミスをした外野手、打てなかった選手は、泣きに泣いた。
うちの息子は、サードでナイスプレーをしたが、ヒットに恵まれなかった。でも泣かない。精一杯プレイしているのがわかっているから、それでいいと思っていた。

ミスをした外野手は、練習中でもまだ基礎がなっていないと注意をずっと受けていた6年生だった。前回の準決勝では、出場していなかったが、決勝では6年生主体のチーム構成になっていた。その外野手は、子供たちが自主的にする自主練習には、一度も参加したことが無い選手だった。野球選手になりたいと言うのに、カードゲームや携帯ゲームで遊ぶことが好きな6年生だった。

決勝戦で敗れた後、皆でお弁当を食べようとした際、泣いている選手たちは、食べようとしない。コーチや総監督がやさしい言葉をかけるが、それに甘えているのか、疲れきっているのか、数人の子達は食べようとしない。

総監督はそれをみていろいろ語りかけ、子供たちに自分の思いを伝え始めていた。
毎日朝練習と夕練習をしているあの強豪のチームと互角に戦えるチームに成長してくれて、ありがとう、自慢だ、うれしいと言っている。

その後、私との会話で、総監督と子供たちがこれから社会人として、いろいろな困難があろうとも、自分が強くなれば乗り切れる人間になる、というような子供を育成しているのだ、という目的を共有することができた。

こういう機会があって、スポーツ根性ドラマを直に感じることができて、感動する。感謝


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