医学を学ぶこともとても良いです。
三国志で登場した諸葛亮孔明は、子孫に
男たるもの、政治家になれ。さもなくば医師になれ。と言ったそうで、
子孫であるとされる人たちの暮らす村では、政治家と医師がものすごく多いのだそうです。
おそらく、天下万民に資する、そしてかけがえのない存在になれ、という意味でしょう。
現代では、医師や政治家にならなくても、医学や政治学を学ぶことはできます。
現代では医学は日進月歩で、ちょっと学んだくらいではほとんど太刀打ちできないすぐに変わってしまい、まるで波を捕まえるような気分になるかもしれませんが、
意外と変わらない部分も多いのです。
特に病院などが開催している一般向けの医療セミナーでは、変わらない部分、注意したい部分、コンサバティブな治療法について取り上げられていることが多いです。積極的に受けるなどして医学的な知識を身につけましょう。
それは、職業には役に立たないかもしれませんが、自分の体を知ることにとても重要な役割を持ちます。
将来の病気の早期発見にもつながるでしょうし、身の回りの人のSOSに素早く気づく知恵にもなるでしょう。
そして、体がどのように働いているのかを知ることで、体を大切にしたいという気持ちもわいてきます。自覚はできなくても学ばない人よりもよほど強くなります。
体を大切にすることは、自分自身の心も含めた心身を大切にすることになり、更には他人も同じように大切にする心が芽生えます。
職業として学んでいる人は常にこの感性が、自分の中に存在しているわけですから最高に幸いです。