ハンドメイドlu-x(るっくす)

手作りアクセサリーショップlu-x(るっくす)の店主ホイミのつぶやきブログ
  ~他ブログよりお引っ越ししてきました~

アジサイの色変化の謎と追記

2012年06月22日 | つぶやき
こんにちわ~^0^

まずは、lu-x友の会から~

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 徳島県 N・K様~お誕生日おめでとうございます!
 K様にとってお仕事にプライベートに充実した1年となりますように。
 健康面にも気をつけてお元気で頑張って~!と心から応援しています^^
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 夕べの雨は凄い量だった~台風並みでした。(風は無かったですけどね)

今日は午後から良い天気となった徳島です。

梅雨の季節に咲く花と言えば、アジサイが思い浮かびますね。



アジサイの花の色は、色変わりすることで知られていますが、
なぜ、どういう原理で色が変わるのか具体的にご存じのかたはどのぐらいおられるのでしょうか?

私は、なんとなく、子供の頃に聞いた記憶で、土壌が酸性・アルカリ性などで色が変わる風に聞いた記憶がありましたが・・・リトマス試験紙みたいなモンかと、自己納得してたんです。

しかし、よぉく考えると、それなら、なぜひとつの株から、このように↓↓青とピンクが混ざって咲いているのよ!と、自己ツッコミを繰り返して、どうもリトマス試験紙とはちがうぞ!と思えてなりませんでした。


で、長年抱いて来た疑問をついに調べてみたのです。

そもそも、アジサイの花の色の色素とはどんなものなんだろう。

アジサイの花の色は、赤や青や紫いろいろですが、
実は、どの色であっても色素は、同じアントシアニンという物質でした。

全く同じ種類のアントシアニンが、濃い赤色を出したり、淡い青色を出したりしているのだという事です。

しかしながら、単純に濃いか薄かの、濃度の問題だった。と、片付けるには、まだ早いですよ~( ̄∀ ̄*)w

 アントシアニンとは別に決定的な物質が加わるか加わらないかで、色が変わってくるのです。

その物質とは! 

 アジサイの花の中で合成される色素(補助色素)とアルミニウムの2つです。

 補助色素はアジサイの花に含まれている物質が花に色がつき出す頃に合成されて出来る色素で、花が咲き始めから咲き終わりへと段階を進むうちに変化します。 だから、蕾が多いうちは白っぽかったり緑っぽかったりします。花が終わりかけになると、だんだんピンクから茶色っぽくなりますよね。

補助色素は自然変化によるものと考えるとして、こちらは、後で書いてみます。

問題は、もうひとつのアルミニウムです。

アルミニウムは、いくらアジサイでも作り出せるシロモノではありません。金属元素ですからね^^;

よって、土壌から根によって吸収されてアジサイの中に取り込まれるわけです。



では、土壌中にアルミニウムが含まれていれば色変化が起きるのか。と、思いがちですが、いぇいぇ^^; それもちょいと急ぎすぎ。


土壌にアルミニウムがあるというだけではいけません。もちろん、無ければ変化は起きませんが^^;

アルミニウムは金属元素ですから、アジサイさんもそうやすやすと体内に取り込まないわけです。

アルミニウムが、根から吸収しやすい環境かどうか、が大きな要因なワケです^w^

アルミニウムは、酸性の土壌にあると、溶けやすくなり根から吸収されやすくなります。

土壌が中性であったり、弱アルカリ性であったら、アルミニウムは溶けにくい状態になっています。

アルミニウムが吸収されると花は青くなり、 アルミニウムが吸収されないと花は赤くなるのです。

土壌中にアルミニウムが存在し、なおかつ酸性だと青くなり、中性・もしくはアルカリ性だと赤くなる。

ですから、ホイミがなんとなく記憶していた
『酸性土壌かアルカリ土壌の違いによる。』は、正解だったけれど、
『リトマス試験紙みたいなもんか』については、
リトマス試験紙は、酸性の場合、青色試験紙が赤色に、
         アルカリ性の場合、赤色試験紙が青色になるので、
 
   マッタク『逆』だったことが判明^^;

よって、同じ株なのにどうして色が違うの? 
という疑問点においては、根っこの先っぽの土にアルミニウムが存在した環境でなおかつ酸性かアルカリ性かという違いっぽいです。

さて、冒頭で書きましたが、補助色素について。

花の咲き始めの頃は、花に葉緑素が入っているので緑っぽい花が咲きます。
しかし、葉緑素は次第に分解されていき、緑色は消えてしまいます。
代わってアントシアニンが合成されていきます。
アントシアニンが出来る頃には補助色素も増えてきており、アルミニウムが含まれている花では青色が、アルミニウムが含まれていない花では赤色が出て来ます。この頃があじさいの最も鮮やかな時期となります。

 これが過ぎると、また色変わりが始まります。きれいな青色は紫っぽくなり色があせたような感じになります。これは、花の中の酸性の程度が強くなったためです。この頃になると、色素自体も少しずつ分解していってしまいます。

 酸性が増えてくるという事は、いわゆる花びらの老化でありますネ^^;

 この現象が アジサイの色変化の不思議なメカニズムでありました。

 どぅ?わかったかな~? 

 (=^エ^=)w
  ホイミの素朴な疑問解明のコーナーでしたっ(o ̄∀ ̄)ノ"

   (そんなコーナー有ったっけ??^^;)




  PS.当家のお嬢の容態が夕べから急変しております。
   今夜から2・3日がヤマとなるかと思います。
   医師にはもう手を尽くす事が出来なくなったと告げられました。
   お別れの時が刻一刻と迫ってきております。








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