マルセイユ4日目
マルセイユ駅からリヨンまでTGVで行く。
治安が良くない駅ということで
当日スーツケースを持って駅をうろうろしたくないので
一度下見に行くことを決意。
リヨンに行く日と同じ時間を狙ってUberを呼ぶ。
15分くらいしてきたかな。9ユーロ(パリとは違って遅い)
マルセイユ駅に着くと、降りたところからエレベーターが見えた。
これならスーツケース持ってても すぐに駅構内に入れる。
上がってみる。
駅の中がどうなっているのか確認。当日うろうろしないようにね。
自分の乗る電車のホームをどこで確認するのか?
電子掲示板
どこで待つと安全か?ホームにはどうやって入るのか?など。
やっぱり怪しげな輩はいる。
一通り確認して、帰ろうとしたとき、
何だか外に景色のよさそうな所があった。
壁際に立ち スマホを出して、景色を撮ろうとした、
スマホが盗られないように注意していたので
カメラを起動させすぐに撮影したけど
保存されていなかった。
さてUberを呼ぼうと、スマホの電源を入れると
なんと画面が真っ暗で
電源が入らない。
冷や汗かく。
Uberが呼べないし、アパートの住所もわからないよ。
ほんとに焦ったけど、数回繰り返したら、
電源入ってくれた。ホッと。
そしてUber呼ぶ。
アパートに帰らず、
サン・ヴィクトール修道院
へ行こうと思っていた。
そこからアパートまでは徒歩6分くらいだったので。
大きな建物の駐車場に入った。
着いたものと思い、シートベルトを外すと
運転手が、ここでいいのか?と聞いた。
私は、出入り口の前まで行かなくてもいいのか?
と聞かれたと思い、降りた。10ユーロ
出入り口を探して奥へ歩いていくが、
そのような所が見当たらない。
近くを散歩していた女性二人に声を掛ける。
入り口はどこか?わからないと言いながらも、
一緒に探してくれた。
道中、英語で簡単に会話。
名前は?名前の意味は?など
そして入り口らしきところで彼女が受付の人に聞いてくれた。
一般の人はダメっていうことで、
その時初めて気づく。
Uberは違う建物の駐車場に入ってたんだと。
また、フランス人にしてやられた。
違う場所で降ろされたんだ~。
グーグルマップを見て、
彼女にこの修道院に行きたいのだっていうと。
このトンネル道を渡って左だと教えてくれる。
そして分かれた。
けど、どうみても左には建物はない。
私の感覚からして目的の修道院は右手にあるはず。
だけど、スマホを見ながらうろうろするのは危ないので
一旦、アパートに帰ることにした。
しかしアパートへの経路を出すと
なぜか遠回りの道を案内するのだ。
その道がどの道なのか?
そこら辺を何度も行ったり来たりうろうろして。
やっとその道を見付けて、歩いて帰る。
途中、オレンジの花水のアロマがした。
先日、ナヴェットを買ったけど
あのお店からは少し手前なのに、あの匂いがする。
工場がここにあるのか?
風に乗って匂いがしてるのか?
(結局ナヴェットを間違った店で購入したということに後で気づく)
とにかく、先日通った道につながっていて、安心する。
帰宅してゆっくり、タブレットでマップを確認。
自分がどこでウロウロしたのか?
どうして経路が遠回りを案内したのか?
なぜ、あの運転手は違う場所で私をおろしたのか?
まずグーグルマップの経路がどうして遠回りを案内したかというと
車だけが走れる道につながっていたためと判明。
徒歩では通れない道だったからだった。
そして、これはもう想像しかできないけど、Uberは
多分、近道をしようと(一通が多いので)
あの駐車場でUターンをしようとした。
ところが私がついたと勘違いして
シートベルトを外したので
「ここでいいのか?」と聞いたのだ。
残念なことだ。
細かな言葉が通じないということはこういうことなのだろう。
私もマップを見ながら乗車しなければならないと
心に決めた瞬間だった。
そして先日買っていたchickenをリーキで炒めてお昼ご飯を食べて、
妹に、こんなことがあったと報告。
妹はいつも私の見方で、
私以上に、状況に腹を立ててくれる。
そうして私は、勇気づけられ
午後、気を取り直して、15時頃
サン・ヴィクトール修道院に向かう。
徒歩6分。
スマホを堂々と出してマップを確認できないという点が
何とも言えない。
とにかく無事に見学はできた。
本日のノルマは終了。
4日目にして精神的に疲れてしまった。