●原っぱを歩けば。

散歩道の原っぱ。
だいぶ草丈が高くなっているけど、そのなかを歩くと
バタバタと四方に逃げるバッタたち。
草の匂い。
遠い懐かしい記憶です。

草のなか、目を凝らすと、色んな虫が。

▲【裏銀小灰蝶】ウラギンシジミ
モンシロチョウかなと近づいて撮りました。
大きさは同じぐらいだけど、どこか違う。
羽の外側も見せてよと、近づいてみたら、
ひらひらと茶色を見せながら、飛び去ってしまいました。





▼？蝶


▼カタツムリ


▼ベニシジミ

お疲れやね。


▼蜜蜂


▼木に卵がくっついていました。
調べてみたら、多分、ハラビロカマキリ。
今年、家でも外でもカマキリ君に会いませんでした。
家のチビ庭でも代々、ほそぼそと生きつないできたようなのに
今年は見かけず。絶えたかな。ザンネン。
ギョッとするけど、憎めない。






▼ノラさんたち。

桜堤の上からそうっと観察（この日、エサを持ってくるのを忘れた）。
親子連れです。仔猫、1匹見あたらないのが気にかかる。



▼違うノラさんです。
見てると、ずっとこの姿勢で固まっている。
う～ん、獲物を狙っているな。



すばやく動いたあと、口に何かくわえてる様子。





最近、カメラにどんどん写真がたまっています。
それだけ撮りたいものが増える季節なんですね。

ドライブしたとき、コンデジで撮った大切な写真、
うっかり消去してしまった。
それはそれは感動したお花だったのに。

ピンクのお花を咲かすひっつき虫のアレチヌスビトハギ（帰化植物）はよく見かけます。
本来の盗人萩。ほっそり盗人とは思えない優しいお花でした。
ああ、残念無念。
これからは気をつけよう。

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●すすきと萩と茶畑。

秋に似合う、薄です。
穂が出るのが、やはり少し遅いめですね。

【薄】（ススキ）　イネ科の多年草



▼山萩です。





▼蜻蛉


▼【猿捕茨】（サルトリイバラ）　サルトリイバラ科またはユリ科の落葉低木
別名、山帰来（サンキライ）。
この葉、大好きです。




▼【河骨】（コウホネ）スイレン科の水生植物





▼そばでアイガモがの～んびり。
モネが追いかけようとするので（鳥好きです）、ダメ！



▼【釣船草】（ツリフネソウ）　ツリフネソウ科の1年草
インパチェンスの親戚です。






▼【鵯花】（ヒヨドリバナ）　キク科ヒヨドリバナ属の多年草






▼そして山を越え、京都府相楽郡和束町（わづかちょう）へ。
お茶の町です。
こんな山の上にもお茶畑が。



のぞき込むのがコワイほど凄い急勾配です。



作業用のモノレール。




山のてっぺんまでお茶畑。







金色の稲穂と



帰り道、夕陽も金色でした。








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●ああ、秋まんきつ。

土曜日の山へのドライブの続きです。
家から1時間ぐらいなので、
行こう！と決めたら、まずお弁当づくり。
なんどかコンビニで調達したのですが、
やっぱり、物足りない。
お握りとなんやかんやつくって。

▲▼栗です。

【山栗あるいは柴栗】ブナ科シバグリ属の落葉高木
日本にあるニホングリの品種だけでも約200種類以上あるといわれている。

ニホングリのうち、各栽培品種の原種で山野に自生するものは、
シバグリ（柴栗）またはヤマグリ（山栗）と呼ばれる。
他の品種はシバグリが改良されたもので、
シバグリに比べて実が大粒である。（Wikipediaより）



足もとに茶色のイガが落ちており、
大好きなボールに見えたのか、
転がして遊んでいるモノおり。→　


いつも行くのは、京都府綴喜郡井手町の大正池グリーンセンター
ダム湖である大正池の周りをぐるりと歩きます。

雨が少ないせいか、水位がぐっと下がっていました。



いつもこの浮き御堂でお弁当。



人を見つけると、群れをなして寄ってきます。
はい。ちゃんとエサ（パン）を用意してきたからね。
アイガモです。





やっと見ることができた植物たちです。

▼ヒヨドリの鳴き声が聞こえ始めたころに咲くという。
ほんまにそうですね。

【鵯花】（ヒヨドリバナ）　キク科ヒヨドリバナ属の多年草
藤袴（フジバカマ）キク科ヒヨドリバナ属とそっくりです。




▼シダ類もしっとりたくさん。
ウラジロ科のコシダです。
あ～、鏡餅を飾る頃にここにこれたらなぁ～。




▼この植物好きです。でも写真撮るの難しい。
もう少ししたら、ふわっと穂が拡がりますね。
【糠黍】（ヌカキビ）　イネ科キビ属の1年草




▼【芒蘭】（ノギラン）ユリ科の多年草
いつもお花が終わったあとしか会えないね。
夏のお花です。
猩々袴（ショウジョウバカマ）と葉がそっくりなので
長い間、間違えていました。




▼美しい苔もいっぱい見ました。育ちがいいなぁ～。








▼こんな道が続きます。





▼木漏れ日の下。いつもの場所を見たけれど、
めあての花はまだでした。

【曙草】（アケボノソウ）リンドウ科センブリ属の2年草

去年のブログを繰ってみれば、ああ、もっと秋が深まってからだった。

→　●湖水と野草。2009年11月01日



木漏れ日の中では、なにもかも美しく見える。






▼【男郎花】（オトコエシ）　オミナエシ科の多年草
女郎花（オミナエシ）に対して、命名されたんだとか。



▼何アザミか、秋のほっそり薊。



▼蜘蛛の巣も、ここでは大きい。
きれいだなぁと撮ってたら、



向こうにポツンと紅い実。



▼萩のお花も咲いていました。
【山萩】（ヤマハギ）　ハギ科の落葉低木




長々とお付き合いありがとうございました。
（まだ続きがあります）


こうやって写真の整理をしていて感じるのは、
ほとんど知らなかった植物の名前
ブログのおかげで教えていただき
少しずつ覚えることができたなぁ、ということ。
あらためて感謝です。



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●陽気な彼岸花～朱＆金＆青。

ほんとうの秋を見たいな～。
秋晴れの土曜日、お弁当持ってドライブです。

車で1時間ほどの京都府綴喜郡井手町へ。
奈良に近い京都です。

ああ、田んぼが金色。
青空。そして待ちかねた彼岸花も。
間に合った。
こういう彼岸花を見たかったから、嬉しい。いいな～。



やはりこの秋の彼岸花は1週間ほど遅れています。



時々しか見られへんけど、田植えから実りまで、
田んぼの風景は、
たくさんの生き物が共に育つ美しい場所。
なんと言っても、一生食べ続けても飽きないお米やし。
カンカン照りの夏。根元は水に浸かりっぱなしでぐんぐん太る。
初夏、頼りなげな緑の細い葉だったのにね。



稲穂の金色に朱赤がよう似合う。



秋空にも。







どこもかも秋。






山のほうでは、稲刈りが済んだ田も。
刈られた株からまた緑が伸びて、



ほっそりした穂がついていました。



彼岸花のすらりと伸びたシベをみると
若い娘の睫毛を思い出します。
今の子の睫毛、いっぱい努力して、びよ～んと長くしているようですね。
あれ凄い技術力（？）だなぁと思う。




この日は、眩しい秋でした。心までほんのり赤く染まりそう。
山道でもいろいろな植物に会えました。





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●秋は（も）食欲。

涼風の中では、食べものが美味しい。

オットにお昼何食べよ、と聞かれて
何でもイイ、と答えると、決まっていく店。
レストラン男山のランチです。

お店は中高年が圧倒的に多い…。
外観は田舎のドライブインやけど、お味はなかなかのもの。

ワタシは、久々にパスタランチに。
ここのランチは月替わりです。

▲ドライトマトと自家製ベーコンのスパゲッティ
▼バナナと牛肉のコロッケ


▼デザートは、ブラマンジェ。
パスタランチは、前菜＋パスタ＋パン＋デザート＋飲み物です。




▼先日、遅めの時間に打ち合わせがあり、その帰り、娘と待ち合わせて早めの夕食。
娘が選んだお店に。
おうどんのお店だと言うので、ええっ、せっかくの機会なのに～と
内心思って行きました。

待ち合わせは、丸ビル前。
昔は目立っていた丸ビルも、今はビルの谷間でちんまりしてる。
久々の梅田は、やはり喧噪の中。
でも秋風の中では、歩くのも楽しい。
ベンチに座って、見上げた夕方。



▼行き先は、つるとんたんの「北新地 琴しょう楼」です。


ビルの地下2階。入口は普通だったのですが



お座敷かカウンターのどちらになさいますか？と聞かれ、
靴をぬぐほどでもないし、とカウンターに。
わぁ、贅沢な空間です。
向こうは配膳スペースなのですが、床の間があり、ひろ～い畳敷き。


喉がぐっと渇いていたので、まずビールと、たたみいわしのサラダ。
娘、とろとろ梅酒。

わたしは、初めてのお店で決まりの、いちばんシンプルなのを。きつねうどんです。


娘は、なんとかかんとかの、すじ肉のはいったおうどん（やっぱり若いんだね）
超、大きなおどんぶりでお出ましです。
大きなすり鉢ほどもあります。

大きさがわからへんからと娘、手で比較。


おうどん屋さんやというのに、娘、デザートを食べたいとのたまう。
ちゃんとあるんですね。
かぼちゃプリン。

ワタシは、デザートパス。お花など眺めていました。
白い友禅菊。





このお店、お寿司もお刺身も、会席もあり、
あまりに贅沢できれいな空間なので、
支払いの折、きれいなお店ですね、とつぶやいたら、
つるたんとんの料理屋です、とお店の方がおっしゃいました。
ほんまに。
8月にオープンしたばかりだそうです。

ゆっくり食べるおうどんもいいかもしれない。
お味は…、おうどんは、普通でした。
が、サラダはシャキシャキとていねいに作られており、美味でした。
こんなにゆったり麺類をすするのは、初めての経験でした。

味＋雰囲気＋サービス、それぞれ＋してお店の印象が決まります。
どちらも、食への愛が感じられるお店でした。


昨日は、お握りをいっぱいつくって、山辺にドライブ。
山で深呼吸してきました。
ほんものの秋の空気でした。


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