今日は、今日は!!ジャジャーン!粕汁を作ってみました ♪
最近読んだ本にこの料理が載ってたの。「八朔の雪 みをつくし料理貼」。
私は今回初めて知ったんだけど、ずいぶん売れたシリーズなんやて?ドラマ化もされたっちゅう。
時代小説には馴染みが無かったけど、ナカナカ読みやすくて面白かったから、続きも読んでみよっかな ♪
でもよ、これ、粕汁。美味しいよねーーー。
ただの味噌味よりまろやかで、やさしいコクがあって。こんなのって初めて。。。
外でも食べたことなかったし、うちの母も作ったことが無かった。夫だって・・・
汁物好きの私としては、前々から気になってたけど、今回やっと作ってみたのだ。
本式は鮭が入るらしいんだけど、おサカナの汁物はあまり好きじゃないので・・・
いや・・・本当のことを言えばよ。、実はこれを作ったのは初めてではない。
結婚したばかりの頃作った。なんで覚えてるかというと、見事に失敗したからなのさ。
サカナ臭かったちゅうか、酒臭かったちゅうか・・・・
詳しくは覚えてないけどナンカそんなような記憶がある。
あの頃も今も、興味をひかれる料理は変わらないようですな。
*:.。☆..。具は、大根、人参、こんにゃく、油揚げ、長ねぎ*:.。☆..。
でも、なんせ家でも外でも食べたことが無い料理だからにして、失敗してもピンと来ない。
どこがどうダメだったのかが自分でもわからない。
なんだ、こんなに不味い料理だったの??って、残念だったけど、それで片づけてしまった気が、、、(・ω・;)
でもよ、その料理が、「みをつくし料理貼」にまで出てるやん。
料理人としての腕をねたまれ、店を焼かれてしまった主人公の少女。
その彼女が持ち前の負けん気を発揮して、一からまた屋台店を始める。
そこで出して大評判になったのが、この「ほっこり酒粕汁」なのさ。
その話からすると、どう考えても不味い料理なわけないって・・・そんな気がしてさぁ。
再度挑戦してみた。
主人公の少女:澪は酒粕をすり鉢で丹念に溶いていた。
そうか、もしかしたらン十年前の失敗は、ココだったのかもしれない。。。
前はココまでやんなかった気がする。酒粕って味噌みたいにすんなり溶けないのね。
味噌は比較的溶けやすいからざっとでもいいけど、酒粕はもっと丁寧にやんないとちゃんと溶けてくれない。
酒を振っておくとかレンジであっためるとかして、あらかじめ柔らかくしてから、出汁で丁寧に溶いていく。
そうして初めて出汁や味噌、醤油と馴染んで、まろやかに具に染み込んでいく。
前の失敗は、それをやんなかったから酒とほかの材料がケンカしちゃったのかも。。。
黄桜の酒粕ってあるんだ~半分使った。298円。案外高い・・・
月桂冠の酒粕ならよく見るけど。
出来上がりはまるで、牛乳か濾した豆腐を混ぜたみたいな、ふわっと白っぽい色合い。
そして甘い酒粕の香りが広がって・・・・胃にじんわり来る、まったりとしたコク。
あ~~これが粕汁なんだわーーーって、どこでも食べたことないけど、たぶんそうだわって嬉しかった ♪
もっと高級な酒粕を使ったら、きっともっと・・・・でも、ううっそこまでしなくてもー
酒粕って私はこれまで甘酒にしてたけど、火であぶって酒の肴にするって、、、うーーーんナンカで読んだ気がするけどなぁ。
なんだったっけ。覚えてないけど、ちょっと興味あるかも・・・
子どもの頃、アルコール漬けの瓶詰うにがご飯の友だった。知ってる?
もしかしたらああいうカンジかもしれない。なつかしい。嫌いじゃない味。
これ!お店のホームページ。
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