3月3日 おひな祭りの日 早朝に電話 何事か~~~


義母の施設からでした・・・・・
「様子がおかしいので救急車を呼びましたのですぐにいらしてください」と
慌てて駆けつけると もう息はなく救急車も帰るところでした。
入れ替えに警察が来て 検視 そして主治医の判断で 老衰ということでした。
昨年11月初旬胃潰瘍になり体調を壊し 2週間ほどの入院をし一時危ない時もありましたが
その後回復し今年に入ってからはとっても元気になり出された食事もほぼ食べられるようになり安心していた矢先のことでした。
前日までは元気で食事もちゃんととり お風呂にも入れていただき 本当に眠るようになくなったようです。
(いつもお見舞いに行った時に見る 寝ている姿と同じ格好でした)
私たち家族は(夫の弟家族とも話し合い)年齢も年齢ですし菩提寺が遠いこともあり住職さんに相談し葬儀屋さんにも相談し 密葬をすることにしました。
血の濃い家族だけで見送り 会場は借りず我が家の狭いリビングにテーブルを置き 料理は近所のおすし屋さんで何から何までお世話になり みんなで暖かく送ってあげることができました。
私も自己満足をした密葬でしたが 弟家族も「こんなお葬式も初めてだったけれど暖かく見送ることができてよかった」と言ってもらえ これでよかったのだと思いました。
後日 本葬と納骨を一緒にすることにし 親戚にはその時にお寺さんに来ていただきお別れをしていただくことになりました。
38歳で未亡人となり二人の息子を育て気丈に頑張ってきた義母も
80歳で認知症が始まってしまい 長い長い15年間でしたが良く頑張った95年間でした。
日舞が好きで 認知症になって軽かったころにはよく踊りを踊ってくれまして 飽きるほど見せてもらいました。
施設に入る前の一緒に住んでいたころは しょっちゅう出て行ってしまい あちこち探し回ったり警察に保護されたり 入れ歯がしょっちゅうなくなって一緒に探したり いろ~んな事が思い出されますが あの大変だった時期もなんだか懐かしくさえ思いました。
早くに夫を亡くした義母も 約60年ぶりに義父と再会できることでしょう。合掌