歴史と旅と少しのグルメ

ぐんまを中心とし、日常の気ままな話題を書き込みます。

東京歴史探訪2010・夏(東京国立博物館その1)

2010年08月15日 | ブログ

毎日暑いですね。今日も群馬の前橋は最高気温が37度の予報です。夜の寝苦しさからそろそろ解放されたいです。先日、東京に行ってきました。学生時代の同窓会があり、20年ぶりに会う先輩や同期などと飲み、楽しく自由だった時代を懐かしくふりかえることができました。この飲み会の前に東京国立博物館に行ってきました。ここはいつ行っても多くの文物があり、驚かせたり、感動させてくれたりするところです。今回は、「誕生!中国文明」展が開催されていたのでよってみました。この展覧会は、中国の河南省で出土した紀元前2,000年から紀元後1127年までの出土品が展示されていました。近年中国では、最初の王朝は夏(か)王朝で河南省で誕生したとする説が有力です。今回の展示品でも紀元前18世紀頃の夏時代の墓から出土した「動物紋飾板」は青銅製の板にトルコ石の小片をはめ込んでおり、同時代、日本では縄文時代でせいぜい石器や粘土の縄文土器しかなかった時代に中国ではこれだけ高度な技術を持った文明があったことに改めて感銘を受けました。皆さんも是非ご覧ください。

002_3

「動物紋飾板」、動物の姿を真上から見たもの、青銅製の板にトルコ石の小片をはめ込んでおり精巧なつくりにびっくりします。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする