すっかり秋めいてもいい時期ですが、今年は暖かいですね。紅葉も色づきも遅く例年より濃い色が期待できないようで残念です。先日、高崎市の保渡田古墳群に行ってきました。この日はお祭りで、古代の装束をまとった人たちがかつての儀式を再現するイベントが行われました。
私は少し遅かったので、この古墳群の二子山古墳のコスモスを見てきました。古墳の周掘に地元の方がコスモスを育てていて、壮観でした。古代の古墳とと現代の花のコントラストは不思議な気分になります。地域との連携で古いものを守り、理解する取り組みは今後も続けていってもらいたいですね。
古墳の周りはコスモスでいっぱい。
この日はお祭りで多くの人でにぎわっていました。
保渡田古墳群はその独特の埴輪列が全国的にも有名で、3つの前方後円墳の埋葬者は榛名山麓の大きな勢力を持った大和朝廷ともつながりのある豪族であると考えられます。
八幡塚古墳の周堤上の埴輪列は王の葬送の儀式か継承者の就任式を表していると考えられています。