歴史と旅と少しのグルメ

ぐんまを中心とし、日常の気ままな話題を書き込みます。

浅草歴史散歩(待乳山・池波正太郎旧居・今戸神社(沖田総司))

2013年02月09日 | まち歩き

気がついたらあっという間に2月です。
毎年思うことですが、正月から新年度の4月までは早く感じます。
これから卒業など別れの時期。私もお世話になった退職される方と一席設けてお礼を言いたいと思います。
さて、東京に通勤していてもなかなか町歩きができませんでしたが、先日浅草界隈を歩いてきました。
最初に行ったのは待乳山聖天(まつちやましょうてん)です。待乳山聖天は正しくは待乳山本龍院と称し、浅草寺の子院で 関東三聖天のひとつです。
この境内下に
私が好きな作家の池波正太郎の生誕碑がありました。
池波正太郎はここ浅草に生まれ、戦前は株屋、戦後は都庁に勤め、作家に転身した変わった経歴の人で、新国劇の脚本から時代小説、グルメ本など多種多彩です。
なかでも、江戸期、火付け盗賊改方長谷川平蔵の捕物帖を描いた「鬼平犯科帳」が大好きで全巻そろえています。
単なる捕り物ではなく、世間に通じた平蔵のお仕置きは、人間味あふれ、読む人の心をつかんで離しませんね。
その後、歩いて5分の今戸神社に行ってみました。ここは、新撰組の沖田総司終焉の地として知られています。しかし行ってみてびっくり。
招き猫発祥の地として知られ、境内は幸せを求める若い女性やカップル、また猫の置物でいっぱいでした。
今後ものんびりな歴史の旅を続けていきたいと思います。

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本堂。節分の日で境内ではお囃子が響いていていました。

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境内から見たスカイツリー。江戸期も風光明媚な名所でしたが、時が移っても同じですね。

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池波正太郎生誕地の碑。実際は少し離れたところに生家はあったそうです。

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生家説明版。

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今戸神社。招き猫発祥地だそうです。

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沖田総司はここで療養していてなくなったそうです。

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猫だらけ。好きな人にはたまりません。


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