日記 長もの 2019-10-15 08:30:49 | エッセイ 日記 長もの 川は、地を這う長ものなのである。 決壊は、長ものの血飛沫でもある。 山は、長ものの住処でもあり、 長ものの生まれし処 山は、地にも、空にも、海へも通じているのである。 長ものは、地の中にも這っている。 山の血の正体は、長ものでもある。 山の血飛沫、すなわち噴火の正体は、長ものなのである。 長ものは、一見不自由で不憫なようでいて、実のところは、自在主なのである。