当時私は小学生で、放課後、校内で友人と遊んでいると、私に、アナウンスで呼び出しがかかりました。
『なんだろうね…』などと友人と話しながら職員室へ向かい、職員室の出入り近くに座っている先生に、『○○先生お願いします。』
と言ったんだと思います。
担任が涙を拭うように目にハンカチを当てながら、近づいて来たのを今でも鮮明に覚えております。
その、めちゃくちゃ怖い担任の女性教師は、私にだけ、すぐに帰宅するように告げました。
理由は一切言いませんでした。
それでも私は想像が追いつかず、ただ黙々と、長い家路を歩いたのでした。
帰宅してみればそこには、普段いない親戚がいたりして、かなり騒然としておりました。
母の姿は見当たらなかったと、記憶しております。
続く…
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