豊中市ブログ「マチカネくんのとよなか草子」マチカネくんと魅力文化創造課職員が、豊中のさまざまな魅力を紹介していきます!

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全国高等学校ダンスドリル選手権大会で第3位!おめでとう、刀根山高等学校ダンス部

2012年09月07日 | ちょっととよなか自慢

こんにちは、都市活力創造室の笹久保です。 

このブログでもすっかりおなじみとなった“頑張る高校生シリーズ”今日は、府立刀根山高等学校のダンス部をご紹介します

同校は、今夏の全国高等学校ダンスドリル選手権大会のHIPHOP女子Small編成部門で第3位入賞を果たし、国際大会へ日本代表として出場する権利を獲得しました改めて、おめでとうございます

 

現在、同部は3年生が引退し、2年生15人を中心に1年生21人を含めた計36人で活動されています。

全国大会までの道のりについて、

まずは、6月上旬に門真のなみはやドームで行われた関西大会において、3年生部員全員(11人)で構成された“wi11×ful”チームは、HIPHOP女子Small編成に出場し、第2位で全国大会への出場を決めました

HIPHOP部門で、全国大会出場を決めたのは刀根山高校のほか、関西創価高校、京都明徳高校、府立今宮高校、同志社香里高校、府立箕面高校の各校です

 

 (関西大会では、HIPHOP女子Small編成部門で第2位に輝きました。)

 

7月下旬に駒沢オリンピック公園総合運動場体育館で行われた全国大会では、HIPHOP女子Small編成部門(13校)の強豪たちと競い合い、同部門第3位と素晴らしい成績を収めました

 

 (試合後、チームメイトと喜びを分かち合いました。)

その結果、来年4月5日・6日にアメリカのテキサス州で開催される国際大会へ日本代表として、第1位の桜丘高等学校、第2位の東邦高等校(両校とも愛知県)とともに、出場する権利を得ることとなりました

(全国大会第3位のトロフィー)

(国際大会への日本代表認定証)

 

部長の兼松真夏さん(3年生)にお話を伺いました

 

―まずは、第3位おめでとうございます!これまでの長い努力が報われ、私もうれしく思います。まずは、普段の練習の様子を聞かせて下さい。

「最初は2年生が1年生に教えたりもしますが、基本的には振り付けが違うので、1年生、2年生、3年生と学年ごとに分かれて練習しています。私たちのダンスは団体でやっているので、全員で曲を合わせるのが難しいです。一人がずれるとだめなので、重点的にずれる部分を直したりしています。」

―なるほど。ソロ以外は団体競技なので、チームワークが大切ですよね!ちなみに、部の雰囲気はいかがですか?

「そうですね、みんな明るいです。」

―明るさと仲の良さがチームのまとまりにつながっているのかもしれないですね。関西大会、全国大会と大きな舞台に出られて、いかがでした?

「大会前は特にずっと練習に力を入れていました。本番では、とても緊張しましたが、今まで練習してきた成果が出せるように全力で踊りました。」

―全国大会で3位の素晴らしい成績を収められて、国際大会へ日本代表として出場認定された時のお気持ちは?

「国際大会の存在は以前から知っていましたが、出場認定された時は、まさか自分たちがと思いました。嬉しくてびっくりしました。」

―最後に、後輩たちへメッセージをお願いします。

「自分たちの代から、全国大会など大きな大会に出場して入賞をしてきたので、プレッシャーを感じるかもしれませんが、それを乗り越えて、後輩たちにも入賞できるように頑張ってほしいです。」

 

 (ダンス部 部長 3年生の兼松 真夏さん)

 

ダンス部や後輩たちへの熱い思いを語ってくださった兼松さん、ありがとうございました

  

顧問の西田孝規先生にもお話を伺いました。

 

―先生から見て、刀根山高校のダンス部はどんなチームですか?

「良い作品を作りたい、コンテストで勝ちたいという強い気持ちで、全員が取り組んでいます。曲やテーマを自分たちで選び、作品を作り上げるのが本当に上手いです。今年は3年生が全国大会で3位の結果を残したほか、2年生も8月下旬に「日本高校ダンス部選手権」という別の大会で全国大会へ出場するなど、“ある学年のみが強い”チームではありません。1年生にもこの先輩たちの流れを引き継いでほしいと思います。」

 

(日本高校ダンス部選手権の全国大会に出場した2年生チーム)

 

また、先生は普段の練習環境や刀根山高校の魅力について、

「刀根山高校は、運動場や体育館など部活動をするスペースが決して広いとは言えません。体育館の使用を待っている間に渡り廊下など空いているスペースで練習することも多々あります。そのような環境の中でも、みんな一生懸命クラブ活動に取り組んでいます。ダンス部が全国大会へ出場する前は、他のクラブが体育館の使用を譲ってくれたので、体育館で練習することもできました。そんな譲り合いの気持ち、やさしさが刀根山高校の良さであり、魅力だと思います。今回、ダンス部が全国大会で結果を残したということで、他の生徒も自分たちもできるんだ!と思うきっかけになれば、と思います。」

と語ってくださいました。

 

(練習の様子)

 

お互い切磋琢磨しながら、そして互いに思いやりながら、それぞれの活動に取り組む姿勢は本当に素敵です

 

これまでの経過は、同校の「校長だより」にも掲載されていますので、ぜひご覧くださいhttps://www.osaka-c.ed.jp/blog/toneyama/koutyou/

全国高等学校ダンスドリル選手権大会についてはこちらからhttp://www.dancedrilljapan.com/