わくわく わかる まなぶ さんすう1年生 2年生

1年生と2年生
算数授業での先生と児童のやりとり。
子どもっておもしろい!

1年 20より大きいかず ② 数える 十のまとまりとバラ

2018-01-26 17:42:49 | 日記

先生「10とびの数を言おう。」


   黒板に10から60まで児童に発言させながら書く。



  「みんなで10,20,30,40,50,60。」


   先生の指さしの速さに合わせて、数を読ませる。


児童「10,20,30・・」
先生 だんだん読むテンポを速くする。
   指名して児童ひとりで言わせる。

先生「はい、逆から。60,50,40・・」
児童 混乱・・・途中からついてくる。
先生 何回か、数列を行ったり来たりする。(指さし)

先生「5とび!」黒板に書いた10とびの間に書きこむ。



児童 5とびを言う。
  
 10とびと同じようにスラスラ言えるようにする。


先生「昨日、教科書でブロックを数えたね。
   
   今日は、一人一人 おはじき一つかみをして
   何個あるか数えます。」


児童「やったー!」ひとつかみする動作をして、やる気満々。

   大きなビニール袋に入ったおはじきを一つかみ取らせる。


児童 自分の机の上につかんだおはじきを置く。


先生「では、数えます。
   今日は、△さん方式で数えるよ。
   △さんは、昨日、10のまとまりを5と5を合わせて
   作っていたね。(両手を広げて5と5を合わせて10!と示す。)
   はい、スタート!」


児童 机の上に5と5で10を作りながら、数える


先生 数え終わった児童の机に行き、10のまとまりと
   バラがきちんと並んでいるか評価する。

   ひとりひとり取った数を発表する。一番多く取った人は誰かな?

先生 黒板に、『10のまとまりバラ』の下に

  『十のくらい一のくらい』と書く。


   一番多かった児童の67を書き込む。


   十の位十のまとまりブロックを6本、一の位にバラの7個置く。
   十のまとまりブロックの5と6の間の太い線に注目させる。
   先程5とびの数を言ったことや 10を5と5で表したことを思い出させる。

  「先生の後について言うよ。
   十の位が6」
児童「十の位が6」
先生「一の位が7」
児童「一の位が7」
先生「で、67」
児童「で、67」



先生「一つ、ブロックを増やします。」一の位に1個ブロックを増やす。
先生「十の位が6」
児童「十の位が6」
先生「一の位が8」
児童「一の位が8」
先生「で、68」
児童「で、68」



 もう一つ、一の位にブロックを増やして繰り返す。(69)



先生「もう一つ、ブロックを増やすよ。」一の位に1個増やす。
  「十の位が6」
児童「十の位が6」
先生「一の位が10」
児童「一の位が10」
先生「で、60と10



児童「で、60と・・・」「え?」「変だよ!」
   ざわつく・・・
先生「何か変なことがあった?」
児童「だって、69にひとつ増やしたら70になんなきゃ。」
  「一の位は、バラの部屋なのに10のまとまりがある!」
先生「あ、本当だ!バラの部屋に10のまとまりがある!
   ここに置いておいちゃいけないんだね。10のまとまりの
   部屋に移します。」



 10のまとまりに変身させて、十の位に移動させる。

先生「十の位に お引越し。」

児童「十の位に お引越し。」


先生「十の位が7」
児童「十の位が7」
先生「一の位が0」
児童「一の位が0」
先生「で、70」
児童「で、70」


 教科書の二位数の表し方の問題を解く。
(位どりの数字の位置に気をつけて書かせる。)

 ブロックの絵を見て数え、二位数を書く問題を解く。


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