わくわく わかる まなぶ さんすう1年生 2年生

1年生と2年生
算数授業での先生と児童のやりとり。
子どもっておもしろい!

1年さんすう かたち①

2020-05-06 16:16:17 | 日記

先生 黒板に 今日のめあてを 書く。
  「いろいたを ならべて、いろいろなかたちを つくろう。
   みんなで一緒に 読みましょう。」
児童「いろいたを ならべて、いろいろなかたちを つくろう。」
先生「色板を見せますね。」
   児童に直角三角形の色板を見せる。


先生「この色板を使って、いろいろな形を作ります。」
   
児童 一人五枚ずつ色板を取り、机の上の方にに並べる。

先生「さんかくの色板二枚で、しかくを作るよ。」

  

   黒板で、大きい掲示用の三角形で、四角形を作る。

児童 三角形二枚で、四角形を作る。
   隣同士、見合う。

先生 児童の机の上を見て回る。「できたね!」
  「次は、さんかく四枚で、しかくを作ろう。
   自分で、できそうな人は、すぐやってごらん。
   むずかしそうだなって思う人は、先生が作るのを見てから、どうぞ。」
児童 それぞれのやり方で、大きい四角形を作る。



先生 児童の作る様子を見て回る。ほとんどの児童が四角形を作り終えた頃に、
  「さんかく四枚で四角を作る方法を 言葉で言ってみよう。」


   直角三角形の直角を『かど』、他の二つの角を『とんがり』と言う。
児童「さんかくのかどを 集めるとしかくになる。」
  「さんかくのかど、四つ、真ん中に集める。」
先生「なるほど。じゃあ、今の言葉で、もう一回、しかくを作ってみよう。」
児童 一度、崩して、もう一回、四角形を作る。
先生「パッとできたね。

   今度は、さんかく二枚で さんかくを作ろう。」

児童「さんかくで さんかく?」と言いながら、自分で作り始める。





 次に、三角形四枚で、中くらいの大きさの三角形を作る。
 さらに、追加で四枚の三角形を加え、八枚で大きい四角形、
九枚でもっと大きい四角形を作る。









 自分で考えて作る時間を何分か決めて、その時間が過ぎたら、友達同士で教えあったり、
先生が 黒板で並べ方のヒントを提示したりする。
 その時に、さきほど使った言葉『かど』『とんがり』を使う。

先生「九枚でさんかくやしかくを作ったね。
   今度は、自分で考えて、いろいろな形を作ってみよう。」
児童 九枚で作る。友だちと見せ合う。
先生 児童が作ったいろいろな形を見て、形の名前を聞いたり、作り方を聞く。

先生「今日の最後は、こんなかたちを 作ってみよう。できるかな。」

 

 

   *おまけ*

 つくる形を A4サイズの紙に 印刷。

 その上に ちょうど色板が 乗るように。

 

 

 

 

  *おまけ*

 上のプリントと 同じように、4枚の色板を 動かして

 いろいろなかたちを つくる。

 

 

  何回か、色板を置くのを 練習したら、プリントなしで、

 かたちをつくる。

 

先生「ながしかく→さんかく→とんがりしかく→テント→ロケット→ダイヤ

   の声に合わせて、次々、かたちをつくる。

   (児童と一緒に考えて 付けたかたちの名前。)

 

   どこの1枚を どう動かしたらいいか、瞬時に考えて 動かす。

  子どもたちの真剣な顔!  素敵です。

 

 

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