自由人?

自分なりの自由な生き方を模索できているだろうか?

千代田区に再度物申す

2007年03月04日 | Weblog
先日の新聞の社会面に小さな記事が載っていた。
曰く、「千代田区が大手町を禁煙区域に指定し、4月からは
違反者には2,000円の罰金を科す」との由。

小生はこの記事を見ていささかがっかりした。
というより、大いに疑問を感じた。
どこが禁煙区域でどこが喫煙可能区域かも
また、どうやって徹底するのかもよく解らない。
更にいえば、誰がどのようにして違反者をチェックするのか?さえ
判然としない。

まさか、お互いに見極められる距離に職員が立って見張るわけでもあるまい。
喫煙者の良識とチェックに対する市民の協力を求めているとしたら
到底不可能と思われる。
何かというと、一寸注意しただけですぐ切れて、危害を及ぼしかねない世相の中で
特に市民の協力は期待するほうが無理というものであろう。

以前にも触れたが、条例がまったく意味をなしていないのが実態?ではないか。
特に御茶ノ水界隈はひどい状況にある。

最近は鉄道各社が駅での全面禁煙を実施しているお陰で、駅はさすがに
喫煙する人も居なくなり、本当にきれいですがすがしくなった。
ところがいったん改札を出ると、我慢しきれないのか、一斉に
タバコを取り出す人が増えてきた。
職場でも喫煙がままならなくなってきているからか、ここぞとばかり
紫煙をくゆらす結果となっている。
お陰で以前よりも歩行喫煙が増えたのではないか、とすら思われる。

御茶ノ水の駅前では、一時スピーカで放送をしていたが、朝の忙しい
雑踏で混雑しているときなど、誰もまともには聞いていないだろう。
本気で禁煙を推進するなら、もっときちんと手を打つべきであろう。
行政の言い訳にしか過ぎない施策のようにしか見えないのは小生だけだろうか?

そこで提案!
①JR、私鉄、地下鉄各社に協力を依頼し、駅の改札に禁煙の横断幕を張り巡らし
 周知をはかる。
②他の地区(23区)にも働きかけ条例化を拡大し、
 全域で歩きタバコを禁止する。
③喫煙者のために喫煙場所を確保し、衆目がわかる様に明示する。
④しばらくの間、スピーカでも放送を繰り返し、徹底をはかる。
⑤できれば街路灯、電柱等にわかり易く禁煙シールや喫煙場所の案内を張り巡ら  す。
とまあ、こんな具合にやってみたらどうでしょうか?

かく言う小生もかって20数年前はヘビーな喫煙者だった。
路上喫煙も数知れずやった経験がある。
今は当時の反省と喫煙者の心情を汲んでかくなる提案となった次第である。

千代田区の皆さんのみならず、23区の行政に関わる皆さんに一考を願いたい。



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