スポーツが病んでる？

国技と言われている相撲の八百長疑惑が
週刊現代に取り上げられ、いよいよ訴訟にまで
行き着くことになった。

素人の小生には、些か黒に近いグレーに映るが、
果たして真相や如何に？
際どい勝負だが、軍パイはどちらに挙がるだろうか？
本場所の取り組みよりこっちの方がよっぽど面白い！！

話は変わるが、昨日の日経の豊田泰光さんのコラムは
小生もまったく同感である。
記事を読んでいて、プロ野球のキャンプを見てみたい
欲求に駆られた。

もともと野球は好きだった（今も嫌いではないが）が、
最近はテレビ中継すら見なくなった。
原因は３つある。

まず第一は心躍るわくわくするプレーがあまり見られなくなったことだ。
長島さんや、王さんの頃は、期待にどきどきしながら見ていたものだ。
決して年齢を重ねたからではない、と断言できる。
今でもわくわくすることは結構多いのが、何よりの証拠だろう。

第二は、あのテレビ中継のアナウンサーの絶叫放送だ。
プレーを見ることに集中している側からすれば、
はなはだ迷惑この上ない。
興は削がれるは、うるさいは、思わずうるさいと声を出したことも
あるぐらいだ。
何のつもりか、理解に苦しむ。
他のスポーツにも蔓延してきている現状は極めて残念である。

そして第三の原因は、豊田さんも書かれていたが、笛太鼓の
にぎやかな応援である。
確かに熱烈なフアンからすれば、熱狂するのは当たり前かも
知れないが、小学生が頭が痛いから帰ろうなんて言う状況は
極めて異常だ。
小生も過去に何度か球場にも足を運んだ口だが、あの応援ぶりには
些か辟易した。

これらが原因で、小生は今やプロ野球フアンとは言えない存在に
成り下がってしまった。
プロ野球に限らずスポーツ全般において、
人気を高めるための色々な手立てを講じられていると思うが、
第二、第三の原因はフアンが逃げていく大きな要因になって
いるのではないか、と案じている。
フアンと同じ目線、感覚、感情表現でとらえれば、
それぞれのあり方は、自ずと変わってくるのではないかと思う。

小生がフアンに戻るかどうか、は、今後の状況次第である。
関係者の改善努力に期待したい。

市井の元プロ野球フアンより