自由人?

自分なりの自由な生き方を模索できているだろうか?

マスコミ亡国論?

2010年01月25日 | 雑感
先日(23日/土曜)小沢幹事長の事情聴取が行われた。
まあ大方の予想通りの説明がなされたようだが、
いやはや、マスコミの扱いたるや少々辟易する。

新聞は1面トップで大見出し。
テレビもほとんどのチャンネルで大きく採り上げていたようだ。

確かに関心は高いし、仮に立件/有罪にでもなるようなら大事件ではある。

しかしながら今の時期のこの報道の在り方は如何なものだろうか?

通常国会がスタートし、国の動向や国民生活に直結する
予算審議が始まったばかりのこの時期にだ。

野党の自民党も小沢幹事長と鳩山首相の金の問題に固執しており、
挙句のはては国会での予算審議に応じないとまで言い切る始末だ。

いったい国会を何だと思っているのか!
国民が今何を望んでいるか、もう一度しっかり目を見開き、耳を傾けて欲しい。

多くの国民が生活の基盤を失い、破綻を来たしている現実がある。
勤労者の多くも働きつつもいつ失業の憂き目にあうかと不安な日々を過ごしている。
多くの中小企業経営者もいつ破綻するかと怯えながらの苦しい経営を続けている。

一刻も早く予算を成立させ次なる国家成長戦略を検討すべき時ではないか!

「日経ビジネスオンラインの緊急アンケート(18日実施)」でも
国会のテーマは「予算関連の論戦」(64.4%)であり、
「金と政治」ではなく「予算関連」の審議に集中すべきだとの意見が過半数に達している。
もっともな話だ。

確かに小沢幹事長の「資金疑惑」は大きな関心事ではある。
事実だけでなく、リークや憶測も含めてあれやこれや、喧しいことだ。
下手な小説やドラマなぞよりよほど面白い、といっては失礼か?

メディアが大きく採り上げ、関心を煽れば煽るほど、
国民もついつい流されてしまう。
そして今一番取り組まなければならない事の重要さが薄れていく。

何といっても圧倒的な露出と影響力を有するマスコミの罪は大きい。

はやく方向転換し本来の使命を全うしてもらいたいものだ!

一国民として、日本人として切に願う。



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