東芝ビルも消えて行く

銀座東芝ビルが売却されるそうだ。。。

何でも銀座東芝ビルは昭和の初め１９３２年に、
東芝の前身である東京電気が建設（購入）し、
以来７５年、５丁目の数寄屋橋交差点に面する
代表的な商業施設として多くの人々に親しまれてきた。

それをこの年末までに約１５００億円で東急建設に売るんだそうだ。

新聞報道によれば、
ソニーから半導体事業を買収（１０００億円強）する資金手当てだそうだ。
半導体事業の強化は、企業としては必須の重要戦略かとは推察するが、
何だか寂しい気もする。

時代の趨勢とはいえ、馴染みの深い建物や施設が
言わばビジネスの犠牲となり、跡形も無く消えて行くのは
何とも偲び難い限りだ。

断っておくが、小生は東芝とは何ら利害関係も縁も無い一個人なので
東芝ビルそのものに執着はありませんが。。。

それでも東芝ビルに限らず、馴染みのある物は
出来るだけ何とか残して貰いたいものだ。

願わくはこのビルを買収する東急建設が、
今まで以上に、多くの人々が注目する施設を建設し
消え行く物へのせめてもの手向けとなることを期待しよう！