自由人?

自分なりの自由な生き方を模索できているだろうか?

絶叫マシーン?

2016年08月11日 | Weblog
我々中高年には無縁の代物であるが、
名の有る遊園地ならジェットコースターは定番であろう。

時折テレビ等で見かけるが、乗ってる人達の絶叫も傍で見てる分には面白い程度だ。

だが、スポーツの実況中継となると別物である。
昔から特に野球中継は代表格であるが、とにかくアナウンサーの絶叫?がすさまじい。

観ている人にその場の雰囲気を伝えるのに、多少の誇張や興奮は有りだろう。
しかしその場面は観客・視聴者は直接間接を問わず、見つめているわけだから、
喜びや、興奮は自ら感じ取っているだろう。

あたかも周りを鼓舞し、扇動し、大興奮の場を自ら作り上げて行こうとするかのごとき振る舞いだ。
勘違いもはなはだしい。いささか不遜ではないか?

小生は興奮を覚えるシーンに出くわした時、瞬間感情の高ぶりを覚えるが、
アナウンサーの絶叫が始まると、気持ちが冷めてしまう。

白けた気分になったのも一度や二度ではない。

今回のリオデジャネイロオリンピックも然り。
大興奮と絶叫が延々と繰り返される。
まるでアナウンサーが己の本分を忘れ、自ら先頭に立って興奮しているようなありさまだ。

遥か昔のテレビが無い時代のラジオの実況中継なら大いに喜ばれ、受け入れられたかもしれない。
だが今は状況が違う。もはや我々は単なる観客ではない。
その場と一体化した当事者(厳密には異なるが・・・)なのだ。
だから、自ら興奮や感動を覚え、誰の手を借りる必要もない。

絶叫マシーンは遊園地だけで十分!!
アナウンサー諸氏よ、マシーンと化すな!
人間に戻れ!



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