報道の真実

報道の自由。

当たり前の言い古されたテーマだが・・・。

小池百合子東京都知事が誕生した。
圧勝と言うべき大差だった。

先に断っておくが、小生はシンパでも支持したわけでも無い。
他の候補者に一票を投じたが、小池氏が当選するだろうとは初めから推測していた。
大かたの予想通りだろうか。。。

今朝の新聞の週刊誌広告欄に以下のようなタイトルが踊っていた。

「小池百合子の勝負勘と弱点」

以下政治資金収支報告書やら領収書の分析とやらで、
真実の報道の御旗のもとに、微細に亘ってすべてを暴くらしい。

しかし小池百合子に限らず、すべて洗いざらい暴き出すことが、
真実の報道とやらの本当の姿だろうか？

単に公人だからと言う理由ですべてを白日のもとに晒し、
衆人の世俗的な興味や関心を煽っているだけではないか？

我々は果たしてこんなことをメディアに求めているんだろうか？

否。
少なくとも小生は異なる。

大悪に類することは看過できないが、その他のことは
多少のことは目を瞑りその手腕を見定めることにこそ関心を払うべきではないか？

やじ馬的報道姿勢には以前から違和感を抱いていたが、やんぬるかな、
これがメディアのあり様だとすると、なんだか情けない。

メディアの報道姿勢について、今一度自らそのあり方を問うてみたら如何か？

メディアの影響力は巨大なだけに、その有り様については常に事故検証すべきだろう。。。