自由人?

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オリンピックは平和の祭典?

2008年08月18日 | 雑感
北京オリンピックも今やたけなわ...

24日の日曜日に終幕を迎える北京オリンピックだが、
競技の華”女子マラソン”は今ひとつ華々しさに欠けた感がする。

中村選手も頑張ってはいるが、優勝候補として本命視されていた
野口選手が直前に棄権の憂き目に合い、おまけに土佐選手が途中脱落したりと
日本選手の散々の結果がその要因ではあるが、
記録を度外視した勝つためのマラソンであったような気がして
残念でならない。

他の競技のように記録を狙って結果を出すという力強さを
見せて欲しかったのは小生だけではなかろう。

話は逸れるが、今日で夏の選抜高校野球は終わった。
予想もしない大阪桐蔭のワンサイドだが、高校野球にはよくあることだ。

結果は兎も角、甲子園球児たちは連日熱戦を繰り広げたが、
不幸なことに今年はあまり注目を浴びることがなかったようだ。

例年ならば夏の風物詩でもある選抜は、
日本中の注目を浴びる数少ない競技の一つであるが、
北京オリンピックの最中とあって、ファンの声援も
かき消されてしまったようだ。

届かないまでも熱戦を繰り広げた球児たちに熱い拍手を送りたい。

ついでに更に話は逸れるが、オリンピックは平和の祭典だろうか?
世界中がお祭り騒ぎの中で、毒餃子事件や、チベット問題も片隅に追いやられ、
おそらく大地震の復旧作業も中断したまま、
被災者は厳しい生活を強いられているのではなかろうか?

ロシアのグルジア侵攻も、このお祭り騒ぎのドサクサに紛れて
世界の非難、警告を無視して巧妙に行われた感がする。

世界の耳目がオリンピックに集中し、様々な問題が置き去りにされている
現状をみると、オリンピックの開催で大きく改善されるとは到底思えない。

穿った見方をすれば、平和の祭典に名を借りた、云わば醜いものや、悲惨な
現状から、目を逸らす手段や、場の提供になってはいないだろうか?

願わくは世界の人民の平和と繁栄に、生活向上に役立つことを信じて
残り数日の競技を観戦したいものだ。





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