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「あるものをない」という国家や行政はおかしい、と国家100年の計から立ち上がった前川前次官に「官僚たちの夏」をミタ

読売が「首相「こんな人たち」発言、自民内で苦言相次ぐ」と疑問視する記事

2017-07-09 08:04:46 | 日記
あの読売新聞が「首相「こんな人たち」発言、自民内で苦言相次ぐ」と首相がアキバで群衆を指さして「こんな人たち」呼ばわりしたことを問題視する記事を掲載しました。
読売新聞は、前川喜平前文科省が政府が加計学園が獣医学部を開設しやすくなるように優遇した問題を告発しようとした直前に、「前川氏、出会い系バー通い」と報じました。安倍政権側が前川氏を「こんな人だから信用ならない」と国民に「印象操作」を与えるために読売にリークし、通常はその程度の裏の取り方では記事にしないところを、前川氏が捨て身の会見をする直前に記事にしたことが問題視されています。当ブログ開設後の第一声の発信、

読売新聞は「週刊文春」報道にどう応えるのか それはナベツネ(90)が憲法を改正したいからか 2017-06-03

及び、その後も続報の形で以下のように追求してきました。
地に墜ちた読売新聞 前川氏出会い系バー報道に噴飯ものの「反論」2017-06-04
加計疑惑)読売「私物化」を危惧  正義の味方、前川前次官が“政権御用メディア”を牽制 2017-06-25

読売はナベツネ氏、さらに前の正力松太郎氏の時代からオーナー体質で、タカ派思想。憲法改正私案を発表し、ナベツネー中曽根ラインで社論が安倍首相の考えに近いのは自由です(当ブログ執筆者も実は子供の頃は家に読売があり、瓦版的で大衆的な記事は好きでした)。しかし社説がわざわざあるのは、通常の事実を報じる記事と「こうあるべきだ」という社論は別建てにするためであり、べき論は社説に書いてもらえれば言い訳です。通常の社会面の記事に社の上層部から記事を書けと介入したことが問題なのです(現場が幹部の意向を「忖度」したのかもしれないが、それならなお問題)。
 ただ、読売はトップの権力は別として、社員一人一人は優秀でまっとうな人が大半です。そろそろバランスが働いたと信じたいところです。世界最大の発行部数を誇る新聞なのですから、自浄作用が働いて紙面が変わっていくことを期待したいです。