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「あるものをない」という国家や行政はおかしい、と国家100年の計から立ち上がった前川前次官に「官僚たちの夏」をミタ

加計疑惑・前川応援・コメントご紹介)国家公務員OBの「公務員は嘘だけは絶対に言ってはダメ」の教え

2017-07-27 06:10:30 | 日記
貴重なコメントをいただきました。改めて皆様、ご一読ください。(コメントに関連する当ブログ執筆者の駄文は末尾)

以下はコメントの転載です-------------------------------------

政府及び自民党は一体どうなってしまったのでしょうか (Unknown)
2017-07-26 18:47:46
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先日、一度投稿させて頂いた「国家公務員OBの一人」です。
先日の閉会中審査、特に25日の参議院予算委員会は前代未聞でしたね。

安部総理による大臣規範抵触回避のための答弁をはじめ、関係閣僚等の皆様による「一丸となった総理擁護」のための見苦しい答弁、このようなこと果たして過去にあったでしょうか。

これまでの経緯を踏まえて発言の整合性が取れるよう、(優秀な?)官僚が(無理をして)答弁書原稿を作成したのが見え見えでしたね。あれで「丁寧な説明ができた」と一体どの口が言えるのでしょうか。

私は現役時代に公務員としての心構えを良き先輩から学びました。「本当のことは必ずしも言わなくても良い。けれども、嘘だけは絶対に言ってはダメ。」というものでした。
一度嘘をついてしまうと、それを(表向きに)正当化するためには永遠に嘘をつき続けなければなりません。そうしなければその事象は成就しません。しかし、永遠に嘘をつき続けることは不可能です。関係者が多くなればなるほど所謂「完全犯罪」などできませんから、したがって何時かそれは破綻します。

こんな基本的なことを、関係閣僚はじめ(優秀な?)関係官僚たちは判っていないのでしょうか。

今回の一件を通じて、それとは関係なく日々汗をかきながら正義感を持って頑張っておられる政府各省庁の公務員の方々(特に、キャリア組官僚の方々)にお願い致します。

「上から何か言われたとき、それがもし己の正義感に照らして不本意なことであるならば、強い正義感を持って遠慮なく(勇気を持って)上申せよ。」ということです。
自分の将来や家族のことを心配して本音を言えない現状があるのは良く分かりますが、そういうことができない若しくはそれをしても通用しない組織であるならば、ある意味「白い巨塔」で終わってしまう情けない組織です。

大多数の公務員は強い正義感を抱き公明正大に業務を遂行しようとしておられます。国民の皆様におかれましては、そのことを何卒ご理解いただきたくお願い申し上げますとともに、前川さんのように正義感あふれる公務員諸君の今後の言動に大いに期待している次第です。

ところで、先般の安部総理の「こんな人」発言に加え、本日は自民党・二階幹事長の「そんなこと」発言「くだらんことは切り捨てて」発言が報じられました。

前川さんも野党も、「今治市における加計学園による獣医学部設置を一切認めない。」と言っているわけではありません。公正な手続きを経た上で設置されるべきだと言っているだけだと思います。

そのことすら出来ない安部政権・体制ならば「くそ食らえ」と言わざるを得ません。

政府だけでなく与党・自民党も含め一体どうなってしまったのでしょうか。
これでもう完全に国民から見放されてしまったとしか思えません。大変残念です。

日本国の将来を憂うのは私だけでしょうか・・・

-------------------------以下、当ブログ執筆者の駄文
加計学園問題の閉会中審査が終わってなお、安倍首相の「加計学園の応募は1月20日に初めて知った」発言が尾を引いているうえ、先週末の加計学園(岡山理科大学)のオープンキャンパスで「仮面浪人でもいいので来てください」の学生勧誘で明らかになった「本当にライフサイエンス分野の高度な人材育成なのか」(加計学園が1月10日に安倍総理提出した応募内容はこちら=官邸HP)などなど疑惑は深まるばかりです。
さて、本日は駄文はこのへんにいたしまして、皆様、貴重なお時間を費やしていただき当ブログを見ていただきありがとうございます。連日で読者が増えておりまして、これもひとえに前川喜平さんの英断があったからだと思います(小泉政権時代の前川喜平氏のブログ「奇兵隊、前へ!」の「魚拓?」はこちら)。
上記にあります通り、ある国家公務員OBの方から昨日(26日投稿)の当ブログ「加計疑惑)首相が「1月20日」に知ったことにするのは「大臣規範に抵触するから」らしい」に長文のコメントをいただきました。公務員としてのご経験と矜持がうかがえる内容です。たどっていただければ読めますが、見逃す方もおられるかもしれませんので、改めて転載させていただきますので、皆様、ご一読ください。
ご指摘いただいた「上から何か言われたとき、それがもし己の正義感に照らして不本意なことであるならば、強い正義感を持って遠慮なく(勇気を持って)上申せよ。」の教えは、本来は国家公務員1種(霞ヶ関)の方々ならみなさんがお持ちの矜持だと思っております。また、霞ヶ関に関わらず、公務員の方々はキャリア、ノンキャリアに関わらず全てのみなさんがそうした矜持を持っている(と大多数の国民の信頼を得ている)のが日本が世界的に誇れる拠り所だと考えております。ところが「官僚たちの夏」の時代のように振る舞えないのは「内閣人事局」(wikipediaなのでファクトチェックはできていませんが参考まで、初代担当大臣がフジテレビが「あすなんて答えよう」と特報した稲田さんだったのはお笑い北朝鮮(テリー伊藤氏の著書))が元凶ではないかということは各種報道でなされていますが、この議論はまた別途やらせていただければと思います(当ブログ執筆者は公務員ではありません。もし、公務員だったら利益相反になるのでこうした書き方は致しません。ブログを6月に始めた理由は、一市民として声なき声を上げないといけないと思っただけです)。
*なおコメントは複数いただいており、前川さんに対する否定的なコメントもいただいております。否定コメントの中には当ブログ執筆者も初めて知る(ファクトチェックはできておりませんが)貴重なご意見もいただいており、読みにきていただいた皆様はそうした意見も踏まえたうえで、各自のご意見をお願い致します。