西米良村民の優しいおもてなしに感激

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西米良村民の皆様の優しいおもてなしの心にふれ、感激したので紹介します。 その１「菊池記念館」 　菊池記念館は米良の殿様と呼ばれている菊池武夫の別邸です。維新後版籍奉還の時、菊池所有地の山林を全てを領民に分け与え生活を助けた。 　その恩に感謝し名門菊池家を永遠に顕彰する意味で昭和８年村人の奉仕により建設された、菊池武夫別邸を現在まで村人が記念館として、武夫の遺品などと一緒に大事に守ってきた家である。 　入館料は無料。ここの館に入って展示物を見ていると「お茶でも飲まんね」と管理人の奥さんがお茶と漬け物と黒砂糖を出して「ゆで卵は食べんね」と「入館料無料でお茶まで頂いて」「皆さんが喜んでもらえるのが嬉しいのです」とのお言葉。お茶（西米良茶）と漬物（西米良産）、大変美味しかったです。感激しました。 その２「歴史民族資料館」 　菊池記念館から歴史民族資料館へ、入館料２００円を払い入ると笑顔で受付の奥さんが「簡単に説明します、あとはテープを流しますのでお聞きください」と親切に案内された。テープを聞きながら展示物を見てまわる。 　２８間四方白冑鉢や菊池家の由来、武夫関連勲章、資料等が展示してある。国指定重要有形民族文化財に指定された１０００点の焼畑用具が展示されている。 　テープを聞きながら焼畑の作業手順がよく分かり大変勉強になった。とくにツクで木から木へ飛び移り枝を下ろす作業には驚かされた。 　全てを見終え、階段を上がると「お茶飲んでください、最後までテープを聞いてくださってありがとうございます」「焼き畑のことが良くわかりました」「入館料２００円でお茶までいただいて申し訳ないです」「来ていただいた感謝の気持ちですから気になさらないでください」といろいろ西米良村の観光の話をお聞きしました。 　今回は登山で観光はできないが、また西米良を訪ね観光しようと思った。ゆずヨウカンと漬け物おいしかったです。百菜屋でゆずヨウカンがなかったので漬物とゆべしを買って帰りました。 その３「ショッピングセンターさかもと」 　百菜屋で夕食をと思ったが１５時までしか食事はできないので「ショッピングセンターさかもと」で「刺身をください」「冷凍しかありませんよ」「冷凍はだめですね」すると娘さんが「解凍したのがあるよ」と切ってない固形の刺身、「包丁がないので」「切ってやりますよ」「醤油は」「サービス」と暫くまつと、刺身にキュウリカイワレが添えられ醤油も３本もついている。 　それに加工賃は無料。待つ間に娘さんと犬の話に盛り上がりレットを紹介する。またご主人と「都城からだったら国道２１９号を湯前に抜けた方が２車線で走りやすいよ」と教えられた。 　お陰で帰りは楽に帰れました。ありがとうございました。奥さんにもレットさんをお見せし、暫く犬談義をして、お礼を言い車中泊の百菜屋へ。心のこもった刺身で美味しい酒が飲めました。 その４「百菜（歳）屋」 　「ここで車中泊していいですが」「いいですよ、進入禁止鎖も一箇所開けておきます、トイレも自由に使ってください」と優しいお言葉、食事の準備をしていると「新聞を読んでください」と宮日新聞を置いていかれました。 　優しい西米良村の皆さんの心にふれ気持ちよく酔えました。で次の日朝食をすませ、６時進入禁止鎖支柱を落とし車を駐車場から出し、鎖支柱を上げようとしてもあがらないどうしようと悩んだが、そのまま放置して帰路につく。 　途中、電話をして断りをいったところ「良いですよ直しますから」とのこと、ほっと安心して家を目指す。西米良村民の皆様の優しい心にふれ大満足の車中泊登山でした。