こんにちは。
MBSR(マインドフルネスストレス低減法)認定講師(IMA/ドイツ , IMCJ/日本)
ヒューマンスキル研修講師のマグノリアです。
マインドフルネスやコミュニケーションについて、ブログに綴っています。
スマートフォンが故障して、悩んだ末に修理に出すことにしました。
7年くらい使っていると思いこんでいたので、買い替えも考えていましたが、実際は3年半の使用期間だとわかりました。それなら買い替えするのにははやすぎるなぁ、と思った矢先
「もう買い替え時と言ってもいいですが…」
とスマホキャリアのスタッフの方はおっしゃいます🙄
息子にも
「もう買い替えたら?iPhoneにしたら?
今どきAndroidとか無いわー」
と言われました🥲
…そもそも、今使っているスマホ(iPhoneではない某Android)を強力に勧めてきたのは息子です🤔
若者の移り気なことよ…と複雑な気持ちを抱く母親(私)です。
そして、3年くらいで買い替えるのが普通という事実にも少し違和感を覚えてしまいます。変化のスピードについていくのが大変だなぁ…と感じるのです。
買い替えるにしても、修理に出すにしても、
古いスマホの中のデータを次のスマホに移行する手続きが必要です。
その厄介さにも戸惑ったのですが、それ以上に戸惑ったのは
小さなスマホの中に抱え込んでいる、膨大な情報量。
今、息子は立派な?大人になっていますが、溜め込まれた画像の中には あどけない表情で真っ直ぐこちらを見て笑う10歳の息子がいます。
これまで使ってきたガラケー時代からの、何台もの機種の画像データです。
それは決して消去したくない大切な大切な一瞬。
見れば瞬時にその時の出来事、声変わりする前の息子の声、頬の柔らかさ、匂いを追体験することが出来ます。
二度とリアルには会えない小さい息子を感じて、切ない気持ちが込み上げます。
私の心の栄養となるものだなぁ、と愛しく感じて幸せでした。
反面、
とりあえずキープしておいた画像や、その時は大切だと思って控えたメモ、苦い思い出が蘇るあれやこれやも膨大に残されていました。
長い間そこにアクセスすることもなかったので、残していたことさえ記憶になかったデータ。
けれど、確実に私の身近にあって、見えない糸となって私の身体にまとわりついているようなイメージすら感じます。
こんなに手放していなかったのだなぁ…
意図して「手放す」ことって大切だなぁ…
と実感した出来事でした。
イマココ。
大切な過去でないものは手放してみよう。
今日もお読みいただいてありがとうございました。