こんにちは。
MBSR(マインドフルネスストレス低減法)認定講師(IMA/ドイツ , IMCJ/日本)、ヒューマンスキル研修講師のマグノリアです。
マインドフルネスやコミュニケーション、研修講師の日常についてブログに綴っています。
先日ある食事会で話題になったのは、「大丈夫です」の使い方についてです。
大手小売店の広報担当者の方は、以前は人事担当者でした。
多くの社員とのやり取りの中で「〇〇は出来ますか?」「〇〇をしてもらえますか?」等と問いかけると
大丈夫です。
と答えが返ってくる。
音調語調や表情から、「Yes」「OK」であろうと判断がつくけれども、思い違いがあってはならないので
「それは、”出来る”ということでしょうか?」
「やっていただけるのですね?」
と、念の為の確認をしなければならない。
1人2人ならまぁいいけれども、大企業の人事となると、相当数の社員とのやり取りが生じるわけで、結構ストレスだとのお話です。
その場に居合わせたメンバーから
そうそう!
わかるわーーー!
なぜ明確に答えてくれないのかしらね!
と同意の嵐が巻き起こりました🤣
また、上司の立場から部下に対して
「ちょっと仕事を頼みたいけど、今、大丈夫?」と聞くと大丈夫です。と返ってくる。
これにはモヤモヤしてしまう、という話も出ました。
上司からすると、仕事の指示を出すに当たって部下から”許可”を取ろうなどとは思っていないのに、大丈夫=やってもいいよー(許可)と感じさせる反応が返ってきて、心がざわつくのですね。
もちろん部下にも都合があるから、上司としては確認をしたのです。にもかかわらず、部下側から”どうしようか判断をして、結果として「いいですよ(許可)する事にした”ように勝手に妄想してしまう。
また、自分が”大丈夫?”と訊いているのだから、”大丈夫です”という返事があるのも当たり前だとはわかってはいるのだけれど…。という反応もありました。
頭ではわかるけど、心が勝手にモヤモヤ😅
人間の感情というのは面白いものですねぇ。
部下は上司の指示を受けるべし!という感覚・感性は、もはや前時代的ではありますが、湧き上がる感情にストップをかける事はできません。
互いが気持ちよく意図を伝えあうために、豊富な語彙力や、どう受け止めるかな?という想像力をベースにコミュニケーションを取る必要がありますね。
伝える前に、ちょっと間をおいて検討してみる。
聞いたときに、自分の受け止めたことに瞬間的に反応せず、やはりちょっと間をおいて眺めてみる。
それだけで、伝え方や受け止め方に変化が起きそうですね。
その「間」をとる力こそマインドフルネスで養われます。
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本日もお読みいただきありがとうございました。