米通信(まいつうしん)

米屋のじいじ独り言

京都大学・森谷敏夫名誉教授

2022年02月07日 | Weblog

米米(まいまい)周辺、今日【2022年2月7日(月))】の天気

  最高気温:9℃   最低気温:0℃

卸の大阪第一食糧から月末締めの請求書が送られてきました。請求書と共に、玄米の値動きや市中の動きなどの資料も送られてきます。その中に「お米を食べても太りにくい理由はお米の性質にある⁉」レポートがありました。森谷先生の研究によれば、お米を含む糖質は、70%が筋肉、20%が脳、のこり10%は他の臓器で使われるようです。つまり脳の大切なエネルギー源であり必要な栄養素なのです。健康的な食生活に大切なのは「おこめを控えること」ではなく、「お米をどう食べるか」なのです。厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2015年版)」では、理想的なエネルギー産生栄養素バランスを、炭水化物(糖質と食物繊維)が50~65%、脂質が20~30%、たんぱく質が13~20%としています。これを具体的に叶えているのが、昔ながらの「一汁三菜(いちじゅうさんさい)」。おいしいご飯とお味噌汁に、肉や魚などの動物性の主采、そして野菜や海藻などの植物性の副菜2品という伝統的なメニューこそが、健康な暮らしの基本となります。                   ★太らないお米の食べ方テクニックは常温で食べること?常温でお米を食べると、主成分のでんぷんが「レジスタントスターチ」という、体内にとどまりにくい性質に変わるためお奨めです。

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