では続いてヘッド調整に入ります。
先ほど付けた鉛をはがし、その重量分をヘッド内部にグルー(粘着材)を流し込み、目的重量に合わせます。
全体に重くということでしたので、今回はトゥとヒール
2ヶ所にグルーを分散させます。
このグルーは常温ではお菓子のグミ?のような状態です。
これに熱が加わると、このように液状になります。
(うっかり触ってしまうと火傷します)
トゥ側に粘着させている状態です。
液状のグルーが熱を保っている間のわずかな時間を利用してすばやく目的の位置にくるよう作業します。
そして再度グルーを流し込み、今度はヒール側にくるようセットします。
これで鉛を貼った状態が内部で出来上がったということになります。
温度が下がり、グルーが接着したら再度重心位置を確認します。
今回程度の重量であれば、目に見える変化はありませんでした。
これで重心位置効果と重量増効果
あわせてヘッド性能が引き出せるでしょう。
(まだ続く)
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