一日~何も予定のない一日~
久しぶりに~wowowオンデマンドの映画をパソコンで見た~
今年のノーベル文学賞に輝いたケンジ・イシグロさんの作品です。
5歳まで日本で暮らしたけど、日本語の全くな話せない英国在住の日本人
この辺に・・・彼独特の世界観、価値観があるんでしょうか・・・
見終わって・・・感じたのは・・・
ものすごく怖い映画!です。どんな血が流れる映画よりも~
どんなに残酷な映画よりも~
どんなに恐怖に満ちたホラーの映画よりも・・・怖い物語です。
そして
こんなにもせ・つ・な・い・・・映画は初めてかもしれません
日本でもテレビドラマとして10話で放送されたそうです。
話題なったことは覚えていましたが・・・
人間の寿命が100歳近くまで伸びてきたというある年代のこと~
そこには国家プロジェクトとして臓器提供のために作り出されたクローン人間の存在がある・・・
そのクローン人間を育てる寄宿舎があるという
物語はその学校で学び育っていく1人の男の子と、2人の女の子が成長し~
そして予定どおり2回あるいわ3回の臓器提供してその命を終えるという・・・
すごいですねぇ~作家という方のイマージネイションは凡人の想像をはるかに超えますね・・・
しかし
AIとかi-ps細胞の進化を考えると・・・こんなプロジェクトも・・・同じ方向にあり・・・かなとも思ってしまう。
最初は寄宿舎学校の子供たちの生活が描かれ・・・どのような物語なのか・・・わからず話が進んでいく。
学校ではよく絵を描かされる~これはクローン人間でも感情があるのか・・・試されているようだ。
キャシーはトミーを愛しているが・・・トミーはルースと結ばれてしまう~
18歳になると寄宿舎を出て臓器提供の順番がくるまである場所で共同生活をする。
キャシーはトミーとルースの関係に絶望して2人の前から姿を消し・・・看護人になる。
看護人になると臓器提供が少しの期間免除されるという~
10年後キャシーは2回目の臓器提供を終え、衰弱したルースの介護人になる。
なにが・・・一番怖かったか?!
3回目の臓器提供を終えたルースは・・・臓器を取り出した後、呼吸器を外され、術後の回復処置をされないまま・・・そのまま放置される。
使い捨ての人間・・・
同じ性を受けた人間なのに・・・一方の性のために他方の生は捨てられる・・・
キャシーはトミーと本物の愛を確かめ合うが~育てるすべがない
トミーはキャシーに見守られながら3回目の臓器提供して死んでゆく。
そして語り部だったキャシーにも順番が回ってくる・・・
いやぁ~
凄い内容の映画を見てしまった・・・
最近またレプリカの人造人間の映画がリメイクされて話題になってる。
人間は・・・細胞を初期の状態から作り出せることが可能になったり、染色体を操作できるところまで進歩してきた。
不治の病気も元気な細胞に替えることによって治すことが出来る・・・道筋が見えてきた・・・
科学の進歩は凄い~
イシグロさんは先の先を見据えているのかしら・・・
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