福山雅治さんの映画”そして父になる”が話題を呼んでいるとき~同じような赤ちゃん取り違えを題材にした映画がありました。
こちらは
東京国際映画祭で受賞しています。
アタシ~福山君の映画は見ていないんですが・・・先日こちらをwowowで見ました。
こちらは
敵対する国家間の赤ちゃんの取り違え!深刻ですね!
イスラエルで暮らすフランス系ユダヤ人家族の一人息子ヨセフは兵役検査を受けたことから両親と血縁関係がないことがわかる!
18年前の湾岸戦争のとき避難するさいにパレスチナ人家族のヤシンと取り違えがあったことが判明する。
それまでユダヤ人であることに誇りをもってきたヨセフは自分のidentityは何んなのか~そしてアラブ人であるといわれ・・・
信じてきた宗教はなんなのか?不信に陥る。
ヤシンのほうは親類をたよってフランスで医学の学校にかよっているのでヨセフほどidentityの揺らぎはないものの
仲の良い兄からユダヤ人であると判った途端~憎悪の対象にされてしまう~
二人の息子たちは
お互いに相手の立場がわかるし~親近感もわいてくる
アタシから見ると~どちらがアラブ人かユダヤ人か?何とも分からない
でも
とっても2人とも好青年で家族の愛情をたっぷりそそいでもらって育った素直な青年に見えます。
お母さんたちの心情はとってもよくわかるわね!
いままで本当の息子と思って愛情いっぱいに育ててきたのに・・・他人の子!
しかし~家族として過ごしてきた幸せな時間は消せるものではないわ。
しかし・・・真実の息子が他にいると!知ったら!やっぱり~~~その子も愛おしいわ!
ヤシン一家がイスラエルのヨセフ一家を訪問する!
初めて会う複雑な思いの家族たち~
両方の妹たちは~~~何のわだかまりもなくすぐ一緒に遊びだす。
父親たちは今おかれた困難な現状は敵国が悪い”と激しく憎悪むき出しに罵りだす。
男たちの政治理論などいいあっても・・・何の解決にもならない・・・
母親たちはこの現状をどのように解決したらいいのか~~~動き出す
国の政治は母親が中心になって話し合ったらいいのにね!
母親は息子を戦場に行かせたくないもんね!
男は軍隊を動かしたいけど~~~母親は避けたい行動が先になる。
世界の政治家がもっと~~~女性が大半を占めたら・・・争いを避ける方向に向かうのでは・・・
ヨセフは音楽が好きだ
パレスチナ人の父親も音楽が好きで楽器を括る
ヤシンは医学を志している
イスラエルの母親は医者だ
お互いに争えぬ血筋があることがわかる。
イスラエルの母親は~~~ふっと生みの息子ヤシンを抱きしめたい衝動に・・・
そこにヨセフが通りかかるけど・・・何事もなかったように・・・
この辺が
とっても甘いオブラートに包まれたような・・・本当は困惑、怒りがあってもいいのではと思ったが・・・
この映画はあくまで平和的だ・・・
このパレスチナのお母さんもとってもいいなぁ~
本当に海のような大きな愛を惜しみなく息子にそそぐ~
実の息子でないと判った後でも変わらぬ愛を注ぐ
これは
イスラエルの母も同様ね
問題は深刻になるのではなく
お互いに愛しい家族が増えたということで喜び合う映画になっています。
ヨセフとヤシンも過去のことで悩むのではなく
自分のidentityを大切に自分らしく生きていこう~
本当は問題はもっと深刻であっていい・・・
しかし
この映画はあくまで人間の善意で包まれている。
国家間の対立も個人の人間同士は仲良くなれるんだ~
イスラエルの中に高い塀に囲まれ隔離されてるパレスチナ国家がある・・・
難しい問題に希望を投げかける映画でしょう!
激動の時代ですと『取り違え』はあったようですね。
例え血が繋がっていなくても『家族』として過ごした時間
は拭えないでしょう。
また人種差別的要素も多分に含んでますね。
人間愛。世界のみんなが平和を望み隣人を愛する事が
出来たら素敵な世界になりますね。
そんな世の中がくると良いですね。
見なくても充分に伝わってきました。
難しい問題ですが、どうして争い事はなくならないのでしょうね。人種差別や戦争、人の幸せにプラスになっていないのに・・・
争いがなくなる日はやってくるのでしょうか?
wakameさん
本当にどんな人種であれ
どんな宗教であれ
みんな平和な世界を望んでるはずなのに
なぜ
争いはなくならないのでしょうか・・・
悲しいですね