更年期と漢方

毎日蒸し暑い日が続いていますね。
アタシも晩年の母の体質に似て上半身の大汗に悩まされています。
何しろ顔の汗がひどいのでファンデーションもぬれません・・・
更年期はとっくに過ぎてるので、後期更年期障害と密かに位置付けています。
それで体を冷やすことばかり・・・冷たいものばかり胃にいれて少しでも汗を鎮めようよとしていますが・・・
しかし！気が付きました！
汗は流れ落ちるけど・・・体の芯は冷えている！・・・それで風邪気がなかなか体から出ていかないということに気が付きました。
しかし・・・相変わらずアイスクリーム、かき氷など食べてしまうわ・・・


今日はタイムリーな”更年期と漢方”の勉強会でした。
思い当たる方は参考にしてくださいね。


更年期不定愁訴の要因として、心理性格因子で几帳面、内向的な性格をあげていたけどね・・・ちょっぴり反論したいわね。
まぁ～女性ホルモンの欠乏は誰でもあるわ。
社会、文化的因子は誰でもうなづける要因ね。


更年期障害のように、はっきりした症状はないけど、なんとなく正常でないと感じる場合は西洋医学の薬では対応できない・・・
はっきりした病気ではないけど、具合が悪いと感じる場合は漢方を試してみることをお勧めしたいわ！
飲み始めてなんとなく気分が良くなったり、すぐには解らないけど、もう少し服用してみようかなと思える場合は気長に続けてみるのもいいかもよ。
このスライドのように、血のめぐり、気の持ち方、水のバランスはとっても大事！
この3者のバランスこそが健康に一番大事と言っても過言ではないわ。


大体更年期障害の場合
その体質によって3種類の漢方を使い分けています。
いわゆる弱弱しい感じのする方で虚証タイプのかたは当帰芍薬散がいいそうです。
貧血、むくみ、冷え性などを訴える方です。

そしてがっちりした体格の方で実証のタイプの方です。
この方は桂枝茯苓丸がいいようです。この方は瘀血によるのぼせ、便秘、お腹の膨満感などの症状です。

この間の体格のタイプでとにかくストレス、イライラの強い方ですね。この方は加味逍遥散がいいそうです。


大体更年期障害の不定愁訴はこんな漢方がよろしいようです。


さらにこの3種3様の漢方の症状に対してもっと細かい症状に対応する漢方もあります。

不定愁訴を抱えてモンモンとした気分をかかえてブルーな毎日を送っている方がいたら是非ホームドクターに相談されたらいいと思います。

マジョおばさんも喉のイガイガ感、異物感があって咳っぽいので半夏厚朴湯を服用していましたが、いまいちなので柴朴湯を試してみます。

昨年の夏は夏バテの漢方を紹介しました。


http://blog.goo.ne.jp/majyoh/e/722cd3b0221e6cc0ffdd181a4d7eded9

夏バテで漢方を考えてる貴方に紹介です。

仕事のジャンルを検索してくれると、結構漢方に関する記事を紹介してるので、よかったら見てね！