お友達にエル・グレコ展のチケットいただいたので上野都美術館に行ってまいりました。
この方はギリシャ人ですが生涯の大半をスペインのトレドという町で暮らしたそうです。
主に宗教画、肖像画を数多く残しています。
世界中の美術館から51点の彼の絵が集められ大回顧展となってるようです。
アタシにはどうも宗教画というのは、なかなか理解できないんですが・・・
1月19日から始まり4月7日まで開催されています。
ちょうど中だるみのころで空いているころかなと思って行ったのですが・・・
なかなかの混雑ぶりでした。
4重にも人垣ができて、なかなか前でしっかり見ることができません!
空いてるところをめがけて見ることにしました。
やっぱり最大の魅力ある作品は最後に展示されていました。
無原罪のお宿り
聖母マリアが母アンナの胎内に原罪を免れて宿ったとするカトリック特有の教義・だそうです。
ユリやバラはマリアの純潔の象徴・だそうです。
天使たちの足元には彼の愛したトレドの街が描かれています。
一番右下に蛇が描かれているのも面白い!
つい最近、蛇年の今年にちなんで蛇にまつわる言い伝えをいろいろ聞いた。
アダムとイヴを騙してリンゴを食べさせた邪悪な動物という西洋の言い伝えも面白い。
マリア様のお母様の名前がアンナというのも初めて聞きました。
この絵も印象深かったです。
マリア様の顔がとても人間臭くて、そしてとっても美しい!
そしてオッパイをイエスに与えている様子がとってもなか艶めかしい・・・
そしてこの家族の顔は普通の家族の顔で聖人ぽくないのでびっくりしました。
悔悛するマグダラのマリア
このマグラダのマリアさんの存在もよくわかりませんが・・・
初めて映画”ダビンチ・コード”で知りました。
キリストのお相手という説もあり純潔のマリア様と対峙させる意味もあるのでしょうか?
ダビンチコードの謎を解き明かした最後の場面での衝撃も面白かったですね。
アタシたちにはこの宗教画のもつ意味を理解するのは、なかなか難しいものです。
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