ペンネーム牧村蘇芳のブログ

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禁断の果実 登場人物紹介

2025-01-14 21:17:22 | 小説「魔術ファミリーシリーズ」ウェストブルッグ1<禁断の果実>完

○ケイト・セント・ウェストブルッグ
【年齢・22歳/性別・女】
【技能・魔法使い(古代語魔法)/解魔術】
【魔力・火】
【職業・魔術探偵&呪文書の解読】
 魔術ファミリーウエストブルッグの主人公。
 腰まで届くロングストレートの黒髪を揺らす、
 王国内でも指折の美女。
 常に強きで負けず嫌いな性格。
 魔界の炎すら自在に操る、
 王国内屈指の魔法使いとして有名。

●ケイトの家族

○キャサリン・アン・ウェストブルッグ
【年齢・19歳/性別・女】
【技能・精霊使い(精霊魔法)/封魔術】
【魔力・風】
【職業・発明家&家事手伝い】
 ケイトの妹。
 髪形以外の容姿は姉に似ているものの、
 妹は年中ノホホンとしたお気楽な性格。
 あらゆる魔法道具、魔法武器、魔法防具を創造する
 “封魔術”という技能を有していることから、
 発明家を生業としている。
 精霊使いとしての実力も高い。

○人形娘“ドール”
【年齢・作られて200年/容姿・女】
【技能・人形使い/魔法使い(古代語魔法)/その他】
【魔力・土】
【職業・ウェストブルッグ家の召使い】
 ウェストブルッグ家に古くから仕えている人形娘である。
 外見年齢15歳の美少女で、
 普段はビロードのサテン・ドレスを着ており、
 街でもかなりの人気者らしい。
 長く美しい金髪を持ち、
 身長は150センチと小柄でスリムな容姿を持つ。
 言葉遣いは非常に丁寧で、
 良家のお嬢様といった印象が強い。
 魔法使いとしての実力よりも、
 人間を人形のように自在に操る技能が高い。

○アニス・ファン・ウェストブルッグ
【年齢・45歳/性別・女】
【技能・錬金術】
【魔力・金】
【職業・薬剤師(薬局経営)&家事】
 姉妹の母。
 この世界には存在しない異世界の物質を作り出す
 錬金術の天才。
 家庭内では、たまに新薬を飲み物に入れて
 効果を試そうとする悪女な一面も見せている。

○ヴェスター・リー・ウェストブルッグ
【年齢・48歳/性別・男】
【技能・騎士(レクスタン剣術を習得)/無力化魔法】
【魔力・聖】
【職業・女王護衛団総責任者】
 姉妹の父。
 王国内での階級は上級貴族に当たる。
 キャサリン以上のノホホンとした
 お気楽&おとぼけぶり。
 質問の類はいつもスルリと躱している。
 どこまで本気で、どこまで冗談かわからない
 性格の持ち主。

○ベレッタ・ロン・ウェストブルッグ
【年齢・いっぱい/性別・女】
【技能・占術/獣魔術/解魔術】
【魔力・水】
【職業・易者/獣魔術師】
 姉妹の祖母であり、ヴェスターの母親。
 普段は王城前広場で易者をしており、
 自分の小遣いを稼いでいる。
 以前は他にも何か生業としていたらしいが、今は引退の身。
 獣魔術師として、黒魔鳥とケルベロスを従えている。

〇フレイア
【年齢・不明/性別・不明/容姿・黒猫/種族・ヘルキャット】
【技能・影喰い/つまみ食い】
【魔力・魔】
【職業・ケイトの使い魔】
 見た目は黒猫として封印されているが、実態は地獄の猫。
 封印を解くと黒豹の様な姿になり、炎のブレス(吐息)を吐く。
 よく悪戯をするのか、しょっちゅうケイトからお仕置きを受ける事が多い。

●今回の事件関係者

○イヴ
【年齢・22歳/性別・女】
【技能・窃盗/罠設置および解除/その他】
【魔力・魔】
【職業・元盗賊ギルド“セイル”幹部】
 ケイトのもとに訪れた今回の依頼人。
 一つの果実の種を完膚なきまでに破壊してほしいという、
 奇妙な依頼を持ち込んできた謎の美女。
 普段着は軽装でショートヘア。
 ボーイッシュなスタイルを好む傾向にある。
 盗賊ギルド管轄外の地域で種を盗み、
 ケイトの元に種の破壊を依頼する。

○フォルター男爵
【年齢・45歳/性別・男】
【技能・剣士/妖術】
【魔力・不明】
【職業・フォルター財団会長/フォルター領地領主】
 貴族風の容姿をしている、髭を生やした大男。
 アサッシン・ギルドなどの闇の助力を使ってでも
 “禁断の果実の種”を手に入れようとしているが、
 その真相は不明。
 奇妙な妖術を行使する男で、
 3人の側近と共にガーディア王国にやってきた。
 大切に保管していた種をイヴに盗まれたからとはいえ、
 男爵自らがやってきたのには、何か他にも用件があるようだ。
 レイピア(細身の剣)を帯剣しておりフェッシングを得意とする。

○アガン・ローダー
【年齢・26歳/性別・男】
【技能・騎士(レクスタン剣術を習得)/暗黒魔法】
【魔力・魔】
【職業・フォルター財団会長護衛役】
 フォルター男爵の側近である4人のリーダー格。
 漆黒の鎧と剣を身にまとった暗黒騎士だが、
 悪魔に魂を奪われることなく、
 聖騎士以上の礼節さを重んじている紳士な男である。
 身長は175と長身で、騎士としての生活が長いのか体格もいい。
 剣の腕は大陸でも1、2を争う程の実力の持ち主と言われている。
 暗黒魔法も行使出来るのだが、
 戦闘においては卑怯な手は好まないらしく、
 余程の事態でなければ剣術以外の技は見せない。

○テリス・ミリエーヌ
【年齢・22歳/性別・女】
【技能・幻術/ファッション・デザイナー】
【職業・フォルター財団会長護衛役】
 フォルター男爵の側近である4人の紅一点。
 シャンテ=ムーン大陸一の幻術の使い手
 エミル・ミリエーヌの一人娘で、
 その術の継承者である凄腕の持ち主である。
 接近戦においては短剣を2本用いた戦術を得意とする。
 多対一の際に最も効果を発揮するらしい。
 将来は、自分の作った衣服類を販売する店を構えるのが夢で、
 今回の仕事をこなした報酬で店を建てるつもりだという。
 4人の中では一番の魔物討伐経験を持つ。

○ルクター・ソーン
【年齢・21歳/性別・男】
【技能・呪歌の唱歌および演奏/暗殺技能/レンジャー】
【職業・フォルター財団会長護衛役/吟遊詩人/ハンター】
 フォルター男爵の側近である4人の1人。
 芸術の都“ヴェーナー”の出身にして吟遊詩人である。
 が、それは表向きの顔で、
 実際には多くの殺人依頼を受ける暗殺者だ。
 それでも、理にかなわない依頼などは決して受けず、
 あくまでもターゲットが極悪人(賞金首)のときにしか
 依頼を受けないようである。
 優男な外観に善良な性格ではあるのだが、
 先述したキャサリンと同様にいつもホエホエとしている故か、
 生真面目なアガンとは相性が悪いらしく、
 共に行動する事は滅多にない。

○ビル・カーター
【年齢・26歳/性別・男】
【技能・錬金術】
【魔力・不明】
【職業・元フォルター財団会長護衛役】
 元フォルター男爵の側近である4人の1人。
 現在は行方不明。
 3人の部下と共に、フォルター男爵と仲間3人を裏切り、
 何処かへ潜伏中。
 現在、王国内に闇ルートで広まっている麻薬を扱う
 張本人とされている。
 錬金術の腕前はかなりのもので、
 フォルターのもとにいた頃は、
 ある薬物の調合を専門に任されていた。
 独占欲の強い、今回の悪玉である。

○ギラン・シュレッター
【年齢・25歳/性別・男/種族・エルフ】
【技能・操影士】
【魔力・魔】
【職業・ビルの配下】
 ビルの配下にあるシュレッター3兄妹の長男。
 種族がエルフの割には身長150程しかない小柄なタイプ。
 奇形児と思われる。
 言葉遣いの悪さは天下一品だ。
 上司だろうが国王だろうがお構い無い。
 様々な影を自在に操る技能を有しており、
 自身を影と同化したり、
 相手の影に乗り移って意のままに操ることも出来る。

○スーレン・シュレッター
【年齢・25歳/性別・女】
【技能・戦士(巨槍が得意武器)
    /魔法使い(古代語魔法)】
【魔力・水】
【職業・ビルの部下】
 ビルの配下にあるシュレッター3兄妹の長女。
 ギランから見れば妹にあたる。
 奇形児3人の中ではエルフの長所が
 突出したタイプである。
 身長180と長身で色白。
 氷系の魔法が得意で、
 更には巨槍を片手で振り回す力もある。

○ベリス・シュレッター
【年齢・25歳/性別・男】
【技能・窃盗/罠設置および解除
    /魔法使い(古代語魔法)】
【魔力・魔】
【職業・ビルの部下】
 ビルの配下にある
 シュレッター3兄妹の末っ子。
 年齢が3人同じなのは3つ子だからである。
 エルフではありえないといわれる双子や3つ子などは
 生みの親からも忌み嫌われるというが、
 彼等はそういった経験者だ。
 長男同様に短身でエルフらしくないが、
 これは長女に命を吸われ続けている為だと思われる。
 双子や3つ子が嫌われる理由の一つがそれなのだ。
 暗殺稼業を糧としており、
 殺す相手を選ぶルクターとはそりが合わない。

●王国城下町の仲間

○アリサ・ステイシー
【年齢・19歳/性別・女】
【技能・僧侶(神聖魔法)/武闘家】
【魔力・聖】
【職業・喫茶店“アリサ”経営/ソルドバージュ寺院演奏担当】
 王宮魔法陣のマサリナを祖母に、六英雄の母サリナを持つ
 凄い血筋の元に生まれた美少女。
 王国一との声もあり、
 彼女の経営する喫茶店はいつも繁盛している。
 驚きはするが緊張を知らないタイプで、
 可愛い外見の内に、
 冷静に物事を見て判断する力を持っている。
 年齢は離れているが、ケイトの良き親友であり、
 よく相談相手にもなっている。
 武術も優れていて、
 多節棍と呼ばれる東方の武器を使いこなす。

○ギル・ジル・キルジョイズ
【年齢・45歳/性別・男/種族・ドワーフ】
【技能・戦士(戦斧が得意武器)/僧侶(神聖魔法)/調理師】
【魔力・金】
【職業・キルジョイズの酒場兼宿屋経営】
 六英雄の一人で“重戦斧のギル”との二つ名を持つドワーフ。
 が、今は愛想のいい酒場の親父。
 戦士の腕も廃れることなく一流だが、
 ついでに料理の腕も一流だ。
 初心の冒険者にとってはいい相談相手で、
 酒場2階の宿屋はいつもビギナーな冒険者が多い。
 ケイトの好みの店の一つ。

●王国関係者

○エレナ・リブ・ガーディア
【年齢・19歳/性別・女】
【技能・剣士(コラルド剣術を習得)/僧侶(神聖魔法)】
【魔力・聖】
【職業・ガーディア王国国王】
 父の急死により、弱冠19歳で女王という運命を背負う。
 六英雄だった父以上の潜在能力を秘めていると言われ、
 他国からは“白銀の女帝”との二つ名を受け、畏怖されている。

○アルバート・レージ・ラングリッツ
【年齢・50代後半/性別・男】
【技能・不明】
【魔力・不明】
【職業・王宮室室長/王宮騎士団総責任者】
 常に国王を補佐する室長を務める男。
 王宮騎士団の総責任者も兼任する。
 能力は不明だが、
 王宮騎士団の四将軍が頭が上がらないことから、
 戦士か拳士のような実力を秘めていると予測される。

○セイクレッド・ウォーリア
【年齢・48歳/性別・男】
【技能・剣士(ミトラ剣術を習得)】
【魔力・空】
【職業・王宮護衛団総責任者】
 六英雄の一人で“真紅の魔剣士”との二つ名を持つ。
 以前は王宮騎士団の第一軍将軍を務めていたが、
 護衛団創設の時に総責任者に抜擢されて現在に至る。
 怒らせたら一番怖い男とか手加減を知らない男とか
 言われている。
 ぶっきらぼうで愛想が無いように見えるが、
 実はかなりの心配性かもしれない。

○フィアナ・ウィン・リノット
【年齢・17歳/性別・女】
【技能・不明】
【特技・先見の術/夢紡ぎ/鏡渡り/展覧の術/その他】
【魔力・空】
【職業・王宮魔法陣総責任者】
 地上最年少の予言者。
 加えて王宮魔法陣の総責任者まで勤める弱冠17歳。
 クールな美少女で、「だろう」とか「かもしれない」
 等といった曖昧な台詞を知らない者と言われている。
 6つのうちの1つの部署“星界の陣”に普段はおり、
 他の2人の予言者と共にいる。
(※ウィンとは国から頂いた名で、王宮魔法陣六賢者の証。)
(※王宮魔法陣とは、国の政権執行を担う頭脳集団の集まり。)

○イリス・ウィン・ソラリス
【年齢・22歳/性別・男】
【技能・幻術(幻術魔法)】
【魔力・魔】
【職業・王宮魔法陣“幻惑の陣”責任者】
 全ての幻を扱うという奇妙な部署を任されているというが、
 その実態は情報工作員の集まりだったりする。
 身長160とやや小柄でスリム。
 優男な外観ではあるのだが、その中身は誰にも読めない。
 六感全ての幻術魔法だけでなく、魔感幻術をも極めた天才。

○ポーラ・ウィン・アブドゥル
【年齢・24歳/性別・女】
【技能・魔法使い(古代語魔法)】
【魔力・空】
【職業・王宮魔法陣“破封の陣”責任者】
 古代語魔法のスペシャリストで、ケイトの師だ。
 見た目は妖艶なタイプでSな女王様といったイメージが強い。
 王国内では、手出し厳禁の超危険人物に挙げられている
 5人のうちの1人。

○マサリナ・ウィン・ステイシー
【年齢・ベレッタに同じ/性別・女】
【技能・僧侶(神聖魔法)/武闘家】
【魔力・水】
【職業・王宮魔法陣“聖刻の陣”責任者】
 神聖魔法の使い手としては、王国一と言われている。
 いつも気を張っている感じで隙が無く、
 老婆とは思えない体術を見せる。
 ちなみに、ケイトは“説教婆さん”とあだ名を付けている。

○ミシェル・ウィン・ブルッグ
【年齢・推定18歳未満/容姿・女】
【技能・魔法使い(古代語魔法)/暗殺技能/レンジャー】
【魔力・土】
【職業・王宮魔法陣“闇夜の陣”責任者】
 王宮魔法陣5人に隠された6人目の王宮魔法陣。
 ウェストブルッグ家とは何らかの繋がりがありそうな人物で、
 彼女の存在を知っている者は城内でもわずかしかいないという。
 恐らくは、隠密的な部署なのかもしれない。
 長く美しい金髪を持ち、
 身長は150センチと小柄でスリムな容姿を持つ。
 姿を見た者は、ウェストブルッグ家の人形娘と瓜二つだと語る。


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