誰得なのかはさておき、私の今年1年を振り返ります。
まず私の今年の漢字は「内」。
元々内向的な性格で、今年は失業して家に居ることが増えて、COVID-19の蔓延でさらに内に籠もったこと、諦めて内を充実したいと思うようになったこと等からです。
順位は付けられないけれど、思いついた順に、私の10大ニュースは次の通り。
1、5年振りの献血から貧血気味になってミロを飲み始めたら、ミロが紆余曲折して販売中止になる。
2、近郊の一ノ宮巡りを始めてみたらCOVID-19の蔓延で手水場のひしゃくさえも撤去されるようになって、本来の参拝礼儀もままならなくなる。
3、密にならなず、畜産応援のつもりで牧場巡りをしていたらヤギの魅力に取り付かれてしまい、実家(農家)でヤギを飼うことをお勧めしてみたが断られる。
4、ご近所公園&空き地が自粛期間中に荒れてきたので、良かれと思いごみ拾いと草刈りを始めたら、結局行政が根こそぎ清掃をして私の出番が無くなる。
5、MIFさんの所用のついでに足柄平野に出かけて、足が痛くなるまで歩いた挙げ句、MIFさんに興奮気味に足柄平野の歴史を語るが全く相手にされない。
6、人生2回目の失業を経験し、紆余曲折した挙げ句に就職に至らず、これでいいのか、と自問自答しつつ無職で年越し。
7、失業&自粛で暇を持て余してぬか床作りにハマり、まさに「糟糠の妻」を地で行っていると自虐的な性格をこじらせる。
8、苦手だったはずの羊肉が意外とイケると感じるようになったが、MIFさんがダイエットを開始して食卓に登らなくなった。
9、毎日、何かしら手芸で針やハサミ、編み棒等を手にするようになって作りかけのモノがいつも1つ2つ転がっている状況で、MIFさんに「何か作りましょうか?」とご用聞きをしても断られる。
10、9月からMIFさんがダイエット宣言して10キロ以上痩せたのに、私はせいぜい1キロ減なのには、首を傾げるしかない。
以上、内に籠もって性格をこじらせた10大ニュースでした。
この他には、別格としてセキセイインコのれもちゃんとのお別れがありました。
その後すぐにそらちゃんをお迎えしても、やはり、それとこれは別。
あと私の母が脳梗塞で3週間ほど入院しましたが、あの母がねぇ、と。
幸いにも後遺症は軽い記憶障害くらいで本人は至って元気。
メメント・モリを再確認するきっかけになりました。
そして来年やりたいことは「吾妻鏡」を30年振りに読むことです。
「吾妻鏡」は単体で読むのではなく、同時代の公家の日記も読み解かないと面白みがないと言われています。
そういう意味では、原文に近いものより現代語訳の方がいいのかとも思い少々迷い中。
「内」に籠もることで、元々の性格を随分面倒にこじらせてきたな、と実感しています。
もう少し開放というか、こんがらがった性格を解せて行ければいいな、とも思っています。
来年は来年の光があるさ、明るい方へ一歩踏み出そうぜ、の精神で過ごしたいです。
今年もこのブログを訪れてくださった皆さま、ありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。