テレビを観ていたらビックリしました。
浜なしのお酒だ!
思わず買いました。
キリンの氷結mottainai浜なしというお酒です。
浜なしは、横浜市産梨のブランド名。
近年、浜なしは大変苦戦していて、そのお客様が私が住む川崎市(横浜市の隣)に流出してきています。
苦戦の理由はいろいろあるのですが、気候変動に地形と果樹が追いつかないというか…。
私は地形と土壌に合わなくなっているンじゃあないか、と推察しています。
そこでどうつながったか分かりませんが、地元に工場を持つキリンと結びついたのでしょう。
横浜や川崎の果樹園の強みは、農地と住宅地が隣接していること。
地産地消は、生食できることが一番の強みなのに、原材料にしてどうする!!
名前は売れても、それに見合う浜なしの生産量を確保できなければ、今年の横浜市内では混乱が起きませんか?
ここ数年の浜なし購入層の流出を取り戻せるだけの生産量ありますよね?
そうしないと、他の自治体にますます流れますよ?
生産者の皆様、ホントに頑張ってくださいね。
そうしないとますます苦情が増えますよ。
私は古臭い人間なので、そう思ってしまうのです。
都市部の生産者直売をしている農家にとって、原材料提供って農地の固定資産税すら支払えないンです。
ペットボトルのお茶の茶葉は、鹿児島産が多いです。そのおかげで鹿児島県は茶葉生産量は日本一になりましたが、売上高は1位ではありません。
農家にお金が落ちない仕組みで生産されているからです。
浜なしが同じ轍を踏むことがないことを祈らずにはいられません。
☆20240508追記☆
アルコールをほぼ飲まない生活を過ごしている私ですが、少し飲んでみました。
香りの再現はスゴい技術だと思います。
でも私が知ってる梨の味と違いました。
梨の果汁は加熱をすると、どうしてもサツマイモのような香りと味に変化してしまい、梨本来の風味からかけ離れてしまいます。
加工時に果汁を生で加えて缶詰にはできないので、果汁は必ず加熱しています。
それでこの香りの再現はスゴい技術だな、と感服します。
だがしかし、浜なしってこんなに味が薄いの?私、もっとウマい梨知ってる…と思ってしまった次第です。