誠のまこと 

~小さな建築屋さんの出来事~

復旧・復興

2012-03-12 18:50:45 | たあいもない事

あれから丸一年経ったんですね。昨日の14:46、私達家族も黙祷いたしました。

東北地方太平洋沖地震において被害に遭われた皆様に、改めてお見舞い申し上げます。と共に、犠牲になられた方々とご遺族の皆様に対し、心よりお悔やみを申し上げます。

最近、テレビで「復興バブル」と、よく聞きますよね。

実際に仙台で仕事をしてきた某職人さんの話を聞きました。

全国から業者・職人さんが集まっていて、大工さんの賃金は常傭で一日35,000円が相場だそうです。(一人前の大工さんの通常の倍以上です)

その方は大工さんではないけれど、「これっぽっちの仕事して、こんなにもらってきた」なんて事も話していました。

「常傭」とは、「請負」と違って「どれだけやったか」は関係なく、規定時間仕事すればもらえる金額です。

おまけに、温泉付きホテルが用意されているとか・・・。(これも復興支援?)

すごいですね。でも、なんか・・・、なんかおかしくない?。

まあ、ある意味では「地元を捨てて」行くんでしょうから、相当なのかな?。

私にとって、仕事ってのは「条件」と「期日」だと思うんです。

どんな仕事でも当てはまる基本的な事だと思うんですが・・・。

条件(仕事内容と対価)・期日(いつからいつまで)。

「常傭で期日なし」って言ったら・・・、建設現場のモラルの低さが伺えます。

いくら予算があっても足りないですよね。募金するのがバカバカしくもなります。(あんまり出来てないけど)

「荒稼ぎ」もいいとこですね。(表現が気に入らない方には申し訳ありません)

もう少し常識的な設定にならないもんですかね?。もっとも、私にはほとんど関係の無い事だけど。

最近は来なくなったけど、当社にも「一級建築施工管理技士急募!(高給)」なんてFAXがしょっちゅう来ていました。

そう・・・。

私を・・・、

そんな現場に、行かせたくなかったら・・・、

青森市内のそのお仕事・・・・・・、

私に任せてください!!。

(ゴホン)・・・とにかく、被災地の一日も早い復旧・復興を心から願っています。

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