誠のまこと 

~小さな建築屋さんの出来事~

手書きからCAD・・・

2012-03-23 19:10:36 | 設計業務

いつぐらいからだろう、小学校の時から「図面を書く人」に憧れていました。

学校帰り、たまに親父の事務所に寄ると、設計士さんがドラフター(製図板)の前でタバコを吸いながら「う~ん・・・。」とか言って、難しい顔をしているのがとっても格好良く見えました。

↓(ドラフター)

E0144490_1894363 

ドラフターには、縦横きちっとした図面が・・・。ものすごく頭が良いんだなぁ、とも思いました。

(現在その方は設計事務所を営んでいて、今でも仕事上でお付き合いさせて頂いており、建築士の大先輩として尊敬しております。)

ドラフター(手書き)に憧れていたわけですが、今の世の中「CAD」が当たり前になってしまいました。

H8年頃からCADは徐々に普及してきて、私が使い始めたのはH12年からです。

その頃(H12~H17)書いた図面は、全部「フロッピーディスク」に保存していたのですが、今のパソコンはフロッピーを入れる所すらありません・・・。

最近、昔の図面が必要になって、でも開けなくて困っていました。

便利なのか不便なのか・・・。

で、見つけたのがこれ。↓

P1030160

「外付けディスクドライブ」とでもいうんでしょうか?。アマゾンで¥2,300円でした。

P1030162_2 

問題なく開けました。とりあえず一安心です。

今や「CD-R」どころか「メモリーフラッシュ」ですからね。すごい時代ですね。

でも昔は「線を引く練習」から始めて、憧れていた「手書き図面」に自信を持ってきた頃だったので、そうゆう意味では寂しいですね。(その頃はタバコも吸っていたし)

書いた図面を「青焼き機」に入れて・・・、刷り上がったのを見た時に「図面書く人になったんだ」とよく思ったものです。

「青焼きの図面」、懐かしいな・・・。

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