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自宅の前の人だかり
パトカーに沢山の警官
座り込んでる両親の前に立ちキョトンとした顔
『何があったの?泥棒でも入ったの?』
『佐知子』
夫が帰宅した妻を見て叫んだ
新妻は顔を歪めて
『何で今日ここに居るの?』
そして悟った
『結婚しても傍に居るだけで良いよって言ったもん、だから私』
沢山の野次馬を前に
『佐知子の手は綺麗だね、ずっと綺麗なままでいてって言ったじゃない』
悲鳴にも似た声で声を限りに叫んだ
『私は家事仕事が大っ嫌い、何で食事のしたくや掃除しなくちゃならないの?』
夫は言葉にならない
『食事作って掃除して洗濯する為に結婚したんじゃないのに』
子供のように泣きじゃくり
『ずっと傍に居れるから結婚したのよ』
その時、駆けつけていた警察の人がポツリ
『夫婦喧嘩は場所を変えて互いにこれからの事をじっくり話し合って』
我に返った佐知子の両親
『家の中に入って話しましょ』
野次馬が『今流行のゴミ屋敷じゃん』
口々に言いながら一人二人と帰っていく
その悪臭凄まじいゴミ屋敷に両親と新婚夫婦は入った
改めてゴミの多さと悪臭に吐き気がする
最悪の事態を考えた警官は、ゴミ袋を全て開けて調べてた
生ゴミが多いお陰で様々な種類の虫もいる
『このゴミをいったい何処に置いてたんだ?』
あまりのゴミの量に夫は佐知子に聞いた
『クローゼットの中の床を剥がして、その下に捨ててたの』
『明日、業者を呼んで処分してもらおう』
佐知子の父親は溜息を付きながら言葉少なに言った
自分の娘ながら呆れてる様子
佐知子は母にすがって泣き続けている
『ひとまず今日は佐知子を実家に連れて帰ります』
『僕も今日は実家に帰ります、話は後でゆっくりしましょう』
佐知子はもう終ったと思った
あれ程のゴミを溜めた私だもん離婚されても仕方ないわね
家事が嫌いって言ってたら結婚してたかしら?
理屈を考える
そもそも結婚したからって妻任せにしたあの人が悪いのよ
女は家で掃除や洗濯、そして炊事
そんなの誰が決めたの?
他の旦那様は仕事が終わって帰宅してから奥さんに料理作る人だっているわ
掃除だって洗濯だって仕事が終わってからだって出来るじゃない
私は家事が大嫌い、この先も絶対に嫌い
嫌いな仕事を強制するのは虐待よ
『いい加減にしなさい佐知子』
父親が怒鳴った
『そもそも甘やかして育てた母さんが悪い』
ついには喧嘩の火種は両親にも飛んだ
『何言ってんのよ、子育ては女の仕事だと言ってオムツ一つ取り替えた事ある?』
『押しかけ女房のくせに』
佐知子の前で両親の喧嘩のバトル勃発
『いつでも一緒に暮らす準備があるって言ったから嫁にきたのよ』
佐知子の前で夫婦喧嘩をした事のない両親
初めて見る両親の喧嘩に佐知子は
『お父さんとお母さんは恋愛結婚なの?』
その言葉に二人は黙った
『私、ちゃんと家事する・・・掃除を好きになるから』
次の日は業者のゴミ撤去
夫の両親も駆けつけて両者の話し合いになった
『息子も仕事仕事で全てを佐知子さんに任せていた責任はあります』
これを機会に夫の両親も同居すると言う
これはマズイ結婚する前に両親とは別居と言う条件
しかし何も言えない佐知子
『お袋、気持ちは嬉しいけど俺、佐知子に協力してやってくよ』
『だってお前、昨日は離婚するか悩んでたじゃないの』
『こいつを奥さんにするって決めたの俺だよ』
『光男さん・・・・。』
『佐知子ごめんな、俺もっともっと協力するからな』
抱き付き泣く佐知子の髪を優しく撫で二人の世界
双方の両親の見てる前でアツアツの二人に戻った
ゴミの撤去が終わり綺麗に片付いた寝室
二人は共に出来ない事や、気が向かない時は無理しない
どちらかの母親が交代で掃除しに通う状態が続いたが
去年の5月3日に子供が生まれた
5月3日【ゴミの日】
本当は【憲法記念日】
その子は今年の5月3日で1歳になる
相変わらず料理は下手だが子供が出来た頃から料理教室に通う佐知子
子供がゴミを口に入れちゃ大変だと綺麗好きになった
洗濯機は全自動
食器洗い機もある
ついでに勝手に動く掃除機
『大きな子供と小さな子供が二人もいるのよ』
笑って私に自慢げに言う佐知子だ
めでたしめでたし
o(^◇^)/~ ばいちゃ~♪
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