愛の劇場 温泉へGO!
46話 「旅館が消滅!?」
東京で経営している会社が、取引先の不渡りにより倒産の危機だと連絡を受け
涼(大鶴義丹)は詳しい話を聞くために、旅館の外に出て行きました。
薫(加藤貴子)は心配になり様子を見に行こうとすると、大樹(佐藤祐介)から
込み入った話をしている最中だろうから行かないほうがいいと止められます。
旅館の皆は不安を隠せずどうにかならないのか?と大樹に詰め寄ります。
このままだと倒産、御宿さくらは差押さえられるだろうと話す涼は
そうなる前にひとつの決断をしようと思い、さくらを売ると言いました。
修成も、それがさくらを救う唯一の方法だと言います。
旅館の名も、経営方針も、そのまま買い取ってくれる人を探しに行く
皆さんと、さくらのおもてなしの心は必ず守ると言い残し出かけました。
(後を追いかけるみなみ)
待ってください涼さん。もし何か私にできることがあれば・・・
涼 : 悪いけど何も無いよ
薫 : 涼。さくらを買ってくれそうな人を探しに行くのね。当てはあるの?
涼 : わからない・・・でも何とかする。必ず。
自らオーナーを退いてでも、この旅館を守るなんてよほどの決断だと
仲居たちは感心しつつも、やはり不安は隠しきれない様子。
そんな中、突然仕事に戻りましょうと言い出す薫。
今の自分たちにできるのはお客様を迎えすることと話しますが
こんな状況では、とてもお客様を迎えられないと意気消沈。
薫 : けど、お客様はいらっしゃいます。
千尋 : そうね、ここで私たちが悩んでたってどうしようもない。
ほらお客様がおいでになる時間だわみんな行きましょう。
さつき : 分かったわ・・・
薫 : ほ~ら大樹君も。落ち込んでたってしょうがないでしょ。涼を信じてよ。
私たちにできるのは、涼を信じ最高の笑顔でお客様をおもてなしすることだもの。
みなみ : 最高の笑顔だなんてこんなときに・・・
千尋 : こんなときだから笑うのよ。ほら行きましょ行きましょ。
どうやら一番動揺しているのは、みなみと大樹のようで
大樹は宿泊客の到着時間などが、ほとんど頭に入っておらず
みなみは案内した宿泊客の連れの女性(内縁関係)を奥様と呼んでしまい
そのことを他の仲居たちから、矢継ぎ早に指摘されたみなみは
旅館のことや涼のことで頭がいっぱいだったと言い返し出て行きました。
みなみ : 私、露天風呂のタオル見てきますっ!
千尋 : みなみちゃんっ!
薫 : ここお願いっ(千尋と共に追いかける)
薫 : みなみちゃん!(途中で呼び止める)
千尋 : 落ち着きないさいよ。
そんなにカリカリしたって涼さんのことはどうにもならないでしょ。
みなみ : そうかもしれないけど、気になるんだもん。
涼さんお母さんが残してくれた、さくらを頑張ってやっていこうとしてたのに
こんなことになるなんて・・・かわいそ過ぎるよ・・・涼さん。
大樹だって、自分の勤めてる会社が潰れるかもって相当ショックだと思うし。
私たち派遣の仲居は、ここがダメでも他って思えるけどきっとすごく辛いと思う
大樹も涼さんも。そう思うと・・・
薫 : 他の仲居のみんなだって辛いと思うよ。バカ話でもしてないとやってられないくらい。
けど、今はお客様のことを考えよう。きっと涼もそうして欲しいはずだし。
千尋 : みなみちゃん・・・返事は?
みなみ : はい。
薫 : じゃあ、一緒に露天風呂のタオル見に行こ。
大樹のことも心配な千尋は、帳場に行き伝票計算を手伝うと申し出ますが
自分は大丈夫だから、仲居の仕事に戻ってくださいと強がってみせるものの
やはり、涼のことや旅館の今後が気になり仕事に身が入りません。
露天風呂に入りのぼせてしまったと話す陽子(赤座美代子)に
ぶどうジュースを出すと、いつ飲んでも変わらない味だと喜ばれました。
籍を入れず式も挙げない代わりに、ここに泊まりに来たのが記念日になり
それから毎年泊まりにくるのが恒例になり、楽しみなのだと話します。
みなみ : ここにいらっしゃるお客様にも色々あるんですね
薫 : でも、ほら、みんな色々、何かしら抱えてるもんだから。
だから、ここにいる間は、お客様にうんと楽しんでもらわないと
みなみ : そう・・ですよね
薫 : だから、笑顔だよぉ~
せっかく可愛い顔してるんだから笑顔でおもてなししないと勿体ないよ
みなみ : そっか、このかわい~い笑顔でね。
よしじゃあとりあえずビールでも運んで来ようかな。
大樹が気持ちを落ち着けるため、裏庭でひとりため息を付き黄昏ていると
ビールを運びに来ると言い訳し、自分も黄昏に来たと話すみなみ。
旅館の一大事に薫と千尋はいつもどおりでいられるのに
自分ひとりだけ動揺してバカみたい。だとみなみは落ち込んでいます。
大樹も会社が潰れてしまったら、人生どうなるのか不安で仕方ない。
それでも自分のやるべきことをやっている、涼、修成、薫、千尋はスゴイと・・・
春子鯛(かすごだい)の笹漬けを記念日のお祝いにと夕食に出すと
藤原(小林勝也)と内縁関係の陽子(赤座美代子)はとても喜びました。
その様子を修成に話す薫は、ふたりの感謝の言葉に思わず
自分からもお礼を言いたくなったと話し、とても嬉しそうにしています。
すると、修成の父が倒れたと連絡が入ったとの知らせを受け
自宅に戻る修成のことを、しっかり見送るよう薫に告げる千尋。
見送りに来た薫に修成は
家元になったら今のままではいられない。
そうなっても薫は今のままでいてくれるか?
家元として生きるようになっても薫は変わらずにいてくれるか?
俺が今までの俺と違ってしまっても。と尋ね・・・
*感想や補足などなど・・・*
春子鯛(かすごだい)の笹漬け。
春子(かすご)鯛は春に産まれる本鯛の稚魚のことだそうです。
ということは、御宿さくらの周辺は春になってたんですね。
(そんな情報はどうでもいいですかね・・・)
涼に続いて修成の身にも降りかかる困難。
もしかしたら二人と同じくらい(いやそれ以上)大変なのは薫かも知れません。
涼と修成のことを心配しつつ、大樹をはじめ旅館の皆の不安も受け止め・・・
押しつぶされそうな不安と闘っているんじゃないかなぁ。
46話 「旅館が消滅!?」
東京で経営している会社が、取引先の不渡りにより倒産の危機だと連絡を受け
涼(大鶴義丹)は詳しい話を聞くために、旅館の外に出て行きました。
薫(加藤貴子)は心配になり様子を見に行こうとすると、大樹(佐藤祐介)から
込み入った話をしている最中だろうから行かないほうがいいと止められます。
旅館の皆は不安を隠せずどうにかならないのか?と大樹に詰め寄ります。
このままだと倒産、御宿さくらは差押さえられるだろうと話す涼は
そうなる前にひとつの決断をしようと思い、さくらを売ると言いました。
修成も、それがさくらを救う唯一の方法だと言います。
旅館の名も、経営方針も、そのまま買い取ってくれる人を探しに行く
皆さんと、さくらのおもてなしの心は必ず守ると言い残し出かけました。
(後を追いかけるみなみ)
待ってください涼さん。もし何か私にできることがあれば・・・
涼 : 悪いけど何も無いよ
薫 : 涼。さくらを買ってくれそうな人を探しに行くのね。当てはあるの?
涼 : わからない・・・でも何とかする。必ず。
自らオーナーを退いてでも、この旅館を守るなんてよほどの決断だと
仲居たちは感心しつつも、やはり不安は隠しきれない様子。
そんな中、突然仕事に戻りましょうと言い出す薫。
今の自分たちにできるのはお客様を迎えすることと話しますが
こんな状況では、とてもお客様を迎えられないと意気消沈。
薫 : けど、お客様はいらっしゃいます。
千尋 : そうね、ここで私たちが悩んでたってどうしようもない。
ほらお客様がおいでになる時間だわみんな行きましょう。
さつき : 分かったわ・・・
薫 : ほ~ら大樹君も。落ち込んでたってしょうがないでしょ。涼を信じてよ。
私たちにできるのは、涼を信じ最高の笑顔でお客様をおもてなしすることだもの。
みなみ : 最高の笑顔だなんてこんなときに・・・
千尋 : こんなときだから笑うのよ。ほら行きましょ行きましょ。
どうやら一番動揺しているのは、みなみと大樹のようで
大樹は宿泊客の到着時間などが、ほとんど頭に入っておらず
みなみは案内した宿泊客の連れの女性(内縁関係)を奥様と呼んでしまい
そのことを他の仲居たちから、矢継ぎ早に指摘されたみなみは
旅館のことや涼のことで頭がいっぱいだったと言い返し出て行きました。
みなみ : 私、露天風呂のタオル見てきますっ!
千尋 : みなみちゃんっ!
薫 : ここお願いっ(千尋と共に追いかける)
薫 : みなみちゃん!(途中で呼び止める)
千尋 : 落ち着きないさいよ。
そんなにカリカリしたって涼さんのことはどうにもならないでしょ。
みなみ : そうかもしれないけど、気になるんだもん。
涼さんお母さんが残してくれた、さくらを頑張ってやっていこうとしてたのに
こんなことになるなんて・・・かわいそ過ぎるよ・・・涼さん。
大樹だって、自分の勤めてる会社が潰れるかもって相当ショックだと思うし。
私たち派遣の仲居は、ここがダメでも他って思えるけどきっとすごく辛いと思う
大樹も涼さんも。そう思うと・・・
薫 : 他の仲居のみんなだって辛いと思うよ。バカ話でもしてないとやってられないくらい。
けど、今はお客様のことを考えよう。きっと涼もそうして欲しいはずだし。
千尋 : みなみちゃん・・・返事は?
みなみ : はい。
薫 : じゃあ、一緒に露天風呂のタオル見に行こ。
大樹のことも心配な千尋は、帳場に行き伝票計算を手伝うと申し出ますが
自分は大丈夫だから、仲居の仕事に戻ってくださいと強がってみせるものの
やはり、涼のことや旅館の今後が気になり仕事に身が入りません。
露天風呂に入りのぼせてしまったと話す陽子(赤座美代子)に
ぶどうジュースを出すと、いつ飲んでも変わらない味だと喜ばれました。
籍を入れず式も挙げない代わりに、ここに泊まりに来たのが記念日になり
それから毎年泊まりにくるのが恒例になり、楽しみなのだと話します。
みなみ : ここにいらっしゃるお客様にも色々あるんですね
薫 : でも、ほら、みんな色々、何かしら抱えてるもんだから。
だから、ここにいる間は、お客様にうんと楽しんでもらわないと
みなみ : そう・・ですよね
薫 : だから、笑顔だよぉ~
せっかく可愛い顔してるんだから笑顔でおもてなししないと勿体ないよ
みなみ : そっか、このかわい~い笑顔でね。
よしじゃあとりあえずビールでも運んで来ようかな。
大樹が気持ちを落ち着けるため、裏庭でひとりため息を付き黄昏ていると
ビールを運びに来ると言い訳し、自分も黄昏に来たと話すみなみ。
旅館の一大事に薫と千尋はいつもどおりでいられるのに
自分ひとりだけ動揺してバカみたい。だとみなみは落ち込んでいます。
大樹も会社が潰れてしまったら、人生どうなるのか不安で仕方ない。
それでも自分のやるべきことをやっている、涼、修成、薫、千尋はスゴイと・・・
春子鯛(かすごだい)の笹漬けを記念日のお祝いにと夕食に出すと
藤原(小林勝也)と内縁関係の陽子(赤座美代子)はとても喜びました。
その様子を修成に話す薫は、ふたりの感謝の言葉に思わず
自分からもお礼を言いたくなったと話し、とても嬉しそうにしています。
すると、修成の父が倒れたと連絡が入ったとの知らせを受け
自宅に戻る修成のことを、しっかり見送るよう薫に告げる千尋。
見送りに来た薫に修成は
家元になったら今のままではいられない。
そうなっても薫は今のままでいてくれるか?
家元として生きるようになっても薫は変わらずにいてくれるか?
俺が今までの俺と違ってしまっても。と尋ね・・・
*感想や補足などなど・・・*
春子鯛(かすごだい)の笹漬け。
春子(かすご)鯛は春に産まれる本鯛の稚魚のことだそうです。
ということは、御宿さくらの周辺は春になってたんですね。
(そんな情報はどうでもいいですかね・・・)
涼に続いて修成の身にも降りかかる困難。
もしかしたら二人と同じくらい(いやそれ以上)大変なのは薫かも知れません。
涼と修成のことを心配しつつ、大樹をはじめ旅館の皆の不安も受け止め・・・
押しつぶされそうな不安と闘っているんじゃないかなぁ。
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