まめもっちゃんのひとりごと。

気が向いたときに、こっそり更新

ひと区切り

2010年10月19日 | 内軟骨腫
去年の手術入院から早11ヶ月。
今日は経過観察のための診察に行ってきました。


まだ、人差し指をかばって持つ癖が残っているので
時々物を落としそうになったりするけれど
それ以外は至って順調(不自然な腫れも痛みもありません)

いつものように整形外科の受付を済ませ、診察前のレントゲン撮影。
相変わらず混んでいて撮影の順番待ちは少なく見積もって30分。
撮影したレントゲンを見て診察するので、先に外来で待つワケにもいかず。





ひたすら待ち続け・・・やっと順番。
予想通り5分もしないうちに撮影終了。




整形外科の待合に移動し、ほどなく呼ばれ・・・診察室へ。

モニターに映し出された左手のレントゲン。
手術箇所の関節は他の関節と全く同じよう(色)に写っています。





ということは・・・そう  今日で通院終了


主治医からは「ガンガン使って問題なし」とのお墨付きをいただきました。

「完治しているのに、手術箇所を気にしすぎるのもよくない」とのことで
また同じ症状(痛みや腫れ)がでない限り、こちらへの通院は必要なし。


もし不安なら保険代わりに年に1回レントゲン撮影をとのこと。




何不自由なく順調に回復していったので、あっという間の治療期間でしたが
今回の発症により色々なことを考えるきっかけができたと思います。

摘出された腫瘍は良性だったのですが再発の可能性はゼロではありません。
(だから、主治医は年に1度のレントゲン撮影を勧めるのでしょう)

全く同じ場所に再発しないとも言い切れないですし。
なんて、不安材料を挙げたらキリがないのでこの辺で・・・

術前検診で見つかった糖尿病との付き合い(投薬なしの運動と食事療法)は一生続くので
より以上に自分の身体を気遣い、家族の体調管理もしっかりできたらと思っています。

ちょうど一年前

2010年09月16日 | 内軟骨腫
去年の9月16日のことでした・・・


左手人差し指付根(関節)の腫れと痛みに悩まされ
近所の外科を受診したところ、手術が必要との診断結果。



翌日紹介された市民病院に出向き、整形外科で診察を受けると
関節内が軟骨化していて非常にもろくなっている状態とのこと。

あっという間に手術の日取りと諸々の検査予約が決められていき
帰り時には入院に関する説明と簡単な手続きまで完了していました。





向こう(担当医や職員)にしてみたら日常的なことなのでしょうが
突然目の前にワケの分からん事ばかり、一気に押し寄せてきたら
驚きや不安で思考回路が停止してしまうのは当然なことで・・・




大体の流れを理解して消化するまで一週間以上かかりました。




現状を把握できない家族は、もっと不安だったことと思います。





夫が、その日以降とても献身的になり(もともと最低限の家事はできる人)
嬉しいような居心地悪いような、変な気分だった手術当日までの日々。





またあの時のように甘えたい放題したいなぁ・・・
なんて思ったりするのは、それなりに充実している証拠でしょうか。








すっかり元の生活に戻りましたが、家族の存在はとても大きなものとなりました。

経過観察(内軟骨腫)

2010年04月20日 | 内軟骨腫
久しぶりの整形外科受診日は、あいにくの雨・・・
この前の頚動脈エコーの時も雨だったなぁ・・・

(楽しいお出かけは、降られないから雨女じゃないはず)




いつものとおり、診察の前のレントゲン撮影。


今日も予想通り混んでいましたが、余裕を持って到着したので大丈夫。






ところが・・・またもや診察待ちでかなりのタイムロス







看護士さんの話では、入院患者の処置に行ってるとか。



こればっかりは、仕方ありません・・・
いつまで待てばいいのか、見当つかないけど、ひたすら待つのみ。





診察予約時間を1時間半ほど過ぎた頃、ようやく順番がまわってきました。




診察室に入ると担当医が、いつもの挨拶 「○○さん、どや?」



「どや?」 って、ねぇ・・・

おかげさまで、何の支障もなく過ごしておりますが





(モニターに映し出された、レントゲンを見て)

「もう、ほとんど大丈夫やな」




確かに人工骨を詰めた所は、自骨とほぼ同じ色になってました。
痛みもないし、以前のように指も曲げられるので心配ないとのこと。


次は半年後。 その後は年に1度の受診になるそうです。




「しっかり、動かすように」 とのアドバイスを受けましたが
意識して鍛える必要はないよね パソコンのタイピングと家事で充分なはず

甲状腺エコー検査の結果

2010年01月21日 | 内軟骨腫
今月初めに検査した甲状腺内にできた水疱の検査結果を聞きに行きました。


検査結果は問題なし(良性)で、ひと安心。



ただ今後大きさに変化があるかもしれないので
定期的な検査は(1年に1回程度)必要だと言われました。






担当医が手渡してくれた水疱の大きさのメモ。

よくあるラグビーボル型のサプリメントが思い浮かびました。

無料じゃないのね

2010年01月12日 | 内軟骨腫
手術してから約2ヶ月経ちました。
本日もレントゲン撮影診察のコース。

3連休明けでボケてたのもあり・・・
時間を読み間違え診察予約時間内ギリギリに到着。
レントゲンは待ち時間も撮影時間も短いので
充分間に合うだろうと思ってたら・・・あらま



今日に限ってレントゲン待ちの患者の多いこと



結局レントゲンが終わったのは受付を済ませてから約40分後。




自分が悪いんだから仕方ないけど・・・ついてないなぁ。

そして外来病棟に向かうと診察室には診察時間30分遅れの張り紙。
さらに時間はずれ込み久しぶりに長時間の滞在となりました。




骨(関節)の状態は順調に回復しているとの診断を受け一安心
今後は頻繁に見ても劇的変化はないので、次回診察は3ヵ月後。




今日で診察は一応一区切りということで
生命保険会社に提出する診断書の作成を依頼しました。




が~~~っ!





結構手数料お高くてビックリ



もっと高額な手数料を取る書類もありました。

甲状腺エコー検査

2010年01月04日 | 内軟骨腫
正月明け早々通院でした。
内軟骨腫の手術を受ける前に行った検査で
甲状腺の機能を示す数値が高めだといわれ・・・
その翌日(10月下旬)に耳鼻科で診察を受けたのですが
外見上(首の付根辺りの触診)は問題ないとのこと。



でも、念のためエコー(超音波検査)を受けておきましょうと
直近で検査予約を入れてもらって・・・その検査が今日・・・


今回に限ったことではないから慣れたけど毎回思います

知らないうちに症状が進んだらどうするんだ と。




明らかに身体の異変や不調をを感じるものなら
その時点で受診して、対応可能だけれど
全ての病気がそうあるわけではないし・・・






さて、肝心の検査は薄暗い部屋の中で行われました。

エコーの画像を見やすくするためなのでしょうか?
でも、かかりつけの内科や婦人科は蛍光灯の下だったし。



技師が作業する机の所だけ蛍光灯で照らされていて
検査ベッドの上は薄暗く・・・何だか妙な雰囲気。



体調よくても悪くなりそう な空間でした。





そして、ちょっと失敗したことが・・・
全く何も考えずに、今日は寒いから・・・と
タートルネックを着て行ったので脱ぐハメに・・・

よく考えたら首元に余裕のある服じゃないとダメなんですよね。
腹部や下腹部のエコー検査は、パンツ少し下げてるんだし。

でも、下にはタンクトップ型のババシャツを着てたし
タオルケットをかけてもらったので事なきを得ましたが
室内にいたのが女性の技師さんだけでホントよかったです。





生暖かいジェルを首に塗られて検査開始
色々と角度を変え画像診断されました。
ときどき手を止め、甲状腺の大きさを採寸?
(胎内の赤ちゃんの大きさを測るときと同じ作業です)


一通り終わったところで、技師さんが交代。
最初に検査をしていた若い方が先輩に何やら相談中。
次に来た技師さんは左側を念入りに見ている様子。



すると・・・




「ここに小さな袋があるの見えますか?」と言われました。

確かに甲状腺の組織とは違う透明な空洞が見えます。
何か悪いものなのかなぁ・・・と不安に思っていると

中に溜まっているのは、おそらく水で特に問題ないとのこと。
ただ、確実に診断が必要なら注射器で採取し検査に回してくれるそうで。






くっ・・・首に注射器刺す?


一瞬たじろぎましたが・・・
気になるものはスッキリ解決したいので検査を希望。



エコーを当てたままの状態で、位置を確認し内容物を採取。


採取中は唾液を飲み込んだり咳払いするのは厳禁。
甲状腺は気管に張り付くように存在しているため
声帯の振動で甲状腺が動いてしまうからだそうで・・・


ソンナコトイワレルトヨケイキニナッテセキバライシタクナル




でも必死に咳払いも唾飲み込むのも我慢して一発OK。
針を刺した場所に絆創膏を貼られ着替えを済ませ終了です。



検査結果は1週間ほどで出るので
都合のいいときに聞きに来てくださいとのこと。

予約なしの通常診察だと時間かかるけど仕方ないか・・・
(大きな病院のこういうシステム苦手だなぁ)






首に貼られた絆創膏が気になって仕方なかったので
自宅に戻ってすぐ鏡に写してみると、なんと普通の絆創膏
てっきり採血の後に貼ってくれる正方形のものだと・・・
(だからさわり心地がツルツルしてたのね)




思わず子供たちに「ここに注射器刺して~ん」と
嫌がられるのを承知で自慢しまくった母なのでした

やっぱり若いって・・・(笑)

2009年12月09日 | 内軟骨腫
本日は、術後の経過観察。

この前と同じように、レントゲンと診察。
経過は良好、縫合した跡(傷)も綺麗だそうで。

けど見た目は、まだ赤いというか紫というか
内出血しているような色なんです・・・

一番上の皮膚も所々出来上がってないので
人差し指周辺は水分不足でカサカサ。




人工骨を詰めた関節内のレントゲンを見た担当医。

「やっぱり早いな~」
「○○さん若いんだわ」




ハハハ・・・

そりゃ先生が担当している患者の中では若いでしょ。

入院していた時も、外来で順番待ってる時も
周りにいたのは年配の方ばかりだから・・・




あまりのうれしさに、このことを夫に話してしまいました。
単純というかなんというか・・・

本当は正月明けまで調子悪いことにしておくはずだったんです。
(大掃除や、正月の準備を適当にしたいから・・・)



あぁ~・・・作戦失敗。

試しにやってみた

2009年12月02日 | 内軟骨腫
リハビリがてら、お風呂掃除をしてみました。
(昨日はキッチンのガスレンジ周りを拭き掃除)

両手にゴム手袋はめて、手荒れ対策も万全に。



なんとか無事終わりましたが、時間がかかりすぎ。




まだ完全に力が入らない状態の人指し指を
他が補おうとするので何度も手が攣りかけました。

その延長で肩も凝り、神経も使いすぎ・・・




手際の悪い自分にイライラ・・・

急には元に戻らないと分かっているのですが・・・

手術後2週間経過

2009年11月26日 | 内軟骨腫
おかげさまで、術後の経過は順調。
一昨日の午前中に抜糸しました。


先生・・・手元が狂って何度か指の肉摘みました・・・




摘出した腫瘍の病理検査結果は良性。


ということで、喜び2倍





傷口を保護するために細いテープ張ってます。
切開部分より縫合箇所のほうが跡残りそう。




レントゲンを見る限り、自骨と人工骨はまだ馴染んでおらず
腫瘍摘出の際に骨に開けた穴も、塞がってなくてそのまま。
(横から撮ったレントゲンを見ると窪みがよくわかる)


利き手じゃないから意識して動かすようにとのことですが
ずっと動かしていなかったから、力の入れ加減が分からないし
傷口が開いてしまうかも・・・という不安も。
(その心配が無いから、抜糸したんですけどねicon10)





2週間後に再びレントゲンと診察。
これで一区切り・・・になるのかな・・・

ビックリ!

2009年11月18日 | 内軟骨腫
今日は午後から手術箇所の消毒に行ってきました。
茶色い消毒薬が染み込んだ、大きな綿棒でチョンチョン。
そのあと白い絆創膏を貼るのだと思ったら。

濃い肌色のシリコンようなシートを取り出し
傷のサイズに合うように、はさみでカットし貼付け。
(某メーカーのキズパワーパッドのようなもの)

「包帯巻いておくか?」と聞かれましたが
粘着力が強く剥がれる心配は無いだろうと思ったので断わりました。
でも、担当医が言っていたのは、そういう意味ではなく・・・



診察が終わり窓口での支払いも済んだので
夫にメールしようと左手の画像を撮って見ると


うわっっっ


貼り付けた直後は気づかなかったのですが
時間が経ち体温でテープがなじんだらしく傷が透けてる・・・




透けて見える所は、加工してます。
傷跡よりも切開箇所と縫合箇所の目印を記した
インクの色が生々しい雰囲気をかもし出してます。


濃い紫色の消毒液と同じ色のインク・・・
これって時間が経てばきれいに消えるのかな

そっちの方が心配になってきた。


退院日(入院6日目)

2009年11月16日 | 内軟骨腫
予定通りならば、退院の日。
なのにそんな気配は全くなし・・・

昨日の夜寝る前に何か話がと思ったのに
朝の検温でも、朝ご飯終わっても何も言われず。



入院延期か?と、不安になりかけた頃にやっと
担当医と看護士長と、先日の研修医が
手術箇所の消毒と診察にいらっしゃいました。

淡々と進む作業に、退院延期と確信し始めた頃・・・


これなら退院できそうや。退院する? と・・・


もちろん退院します。 退院させてくださいっ!
(明後日から夫が出張なので何が何でも帰りたいんです)



明後日消毒のために受診するよう言われ退院確定
その後、病棟の詰め所で術後のレントゲンを見ながら説明を受けました。
(いつ撮ったんだろう)




最後の晩餐 お昼ご飯



鱈のネギマヨ焼きが、美味しかった

入院生活5日目

2009年11月15日 | 内軟骨腫
今日は日曜日ということもあり面会の多い日でした。
もちろん私の家族も面会に来てくれました。


子供たちはベッドに横たわったままの私を想像していたようで
ジャージ姿でウロウロする、ほぼ普段どおりの姿に困惑気味。
でっかい絆創膏しか貼ってない左手にも驚いていました。


もっと驚かせてやろうと思った私は(悪い母親だ・・・)
二男に絆創膏の上から傷口を触らせてみました。






指先でそっと撫ぜてみると・・・

タックを寄せて縫いとめてる皮膚の盛り上がりと
縫合糸の結び目を感じることができるんです。


「おぉ~」 と、何ともいえない表情の二男。
長男にも触らせようと思ったら、軽く拒否されました。
夫も嫌がって全く相手にしてくれませんでした。




気分を変えようと病院内にあるコンビニに買い物に行き
おやつや飲み物を買い、面会用の部屋で色々話しました。


我が子の元気な顔を見られるのはうれしいこと。
夫も家事を頑張ってくれているようで頼もしい限りです。
ひとり暮らし経験ありなので、最低限の家事はできる人ですが
最近は頼まれても中々動かなかったので少々不安でした。


でも、必要に迫られたらやるんですね(笑)

(やってくれなきゃ困るんですけど・・・)




家事は、ほとんどできないと思っていた
子供たちにとっては、いい刺激になったようです。
これで父の株は、かなり上がったことでしょう。

入院4日目

2009年11月14日 | 内軟骨腫
やっとやっと点滴生活からの開放
といっても2日半くらいでしたが
両手が不自由というのは、やはり苦痛でした。


左手はしっかり握れないし
右手は力を入れるのが怖くて・・・
(点滴針がずれそうで)



右手だけでも自由に使えるようになってよかったけど
入院生活はもう少しだけ・・・続きます。










入院3日目

2009年11月13日 | 内軟骨腫
1日絶食した後の朝食は、お粥でした。
でも、やっぱり量は多めで、味付け海苔に納豆付き。
海苔はいいけど・・・お粥に納豆は合わないよ・・・

他に出たのは、味噌汁、バナナ半分、牛乳。
暖かいのと冷たいの一緒に食べたらお腹壊すぢゃん。


朝食の後、看護士さんが身体を拭きに来てくれて
はだけ放題だった手術着とおさらばしました

でも、抗生剤の点滴はまだ続くので針は刺しっぱなし。



昼過ぎに回診に来た担当医。
「包帯を減らしましょう」といったので
どんな感じになるのかと思ったら・・・いきなりこれ




縫合箇所は、畑の畝のようでした(例えがおかしい
意外と綺麗というか、ジクジクしてないというか・・・
傷口よりも縫ってる糸の見た目の方がちょっと衝撃的かも。

動かす練習の補助のため中指と一緒にテープで留められてます。
画像用に頑張って指を伸ばしてみたけど、まだまだ鈍痛が
力をいれず普通にしているときは左画像のように曲がってます。




腫瘍摘出のため骨に穴を開けた(四角く切り取ったらしい)ので
その周辺はパンパンに腫れているけど
覆っているガーゼのせいでよく見えませんね・・・
第二関節が盛り上がっているの、何となく分かります









両手がまともに使えない状態での食事は面倒です。
でも、きちんと食べて栄養付けないとダメだし
入院中の楽しみは、これくらいしかないもんね・・・
朝が寂しい内容だったので昼と夜は豪華に感じました(笑)


手術当日 (入院2日目)

2009年11月12日 | 内軟骨腫
病室は周りの建物よりも高い場所にあるので
晴れた日には、日の出も見ることができました。
といっても、天気が良かったのは
手術日当日と退院日の朝だけ・・・(なんでだろ)






さて、前夜からの絶飲食・・・
食事があの程度でも、辛くないのは運動量が少ないから
同じ病室の皆さんが朝食食べてても全く気になりません。


手術開始時刻は午後1時から。
担当医は直前まで外来での診察があるため
麻酔が効いてきてから手術室に入ってくるとのこと。

これが若いイケメン医師なら非常に残念なことなのですが
まぁ~別に・・・ねぇ・・・(笑)








11時少し前に、手術着に着替え、血栓予防のタイツを穿き
手術中に起こる脱水症状など諸々の症状を防ぐための点滴を開始。
(吐き気止め、胃粘膜保護の薬入り)


そして手術室へは、この点滴をガラガラ引き連れて徒歩移動。
(もちろん看護士さんも同行です)

入院する日に乗った職員用エレベータに乗り移動。
手術室へ向かう通路の両脇は、さまざまな部屋があり
廊下には無造作に置かれたものがいくつかあったけど
立ち止まって見ている暇などあるわけもなく・・・
あっという間に手術室入口に到着。
待ち構えていた看護師さんに、ヘアキャップをかぶせられ
眼鏡を外し付き添いの看護士さんに預け中に入りました。



思ったよりも広い手術室。
テレビドラマで見るような不自然な明るさはありません。
(手術中は別に照明を当てていたかもしれないけど)
いろんな作業をする場所があって手術台がポツンと。


「ここに横になってください」と言われたものの・・・

手術台がお尻の位置より高いのにどうやって




他のスタッフが気づき、踏み台を用意してくれました。
事前の話どおり担当医はまだ来ていません。
ベッドに横になっていると、麻酔科の医師が登場。


「今から麻酔薬を点滴に入れます」
「程なくして眠りに落ちると思いますので」
と言われ



「んなわけない・・・」 と思ったそばから記憶は途切れ

意識が戻ったのは手術後。
遠くの方で担当医が私を呼ぶ声が聞こえました・・・


手術台の横には、すでに病室のベッドがあり
意識が少し朦朧とする中、自力で移動。
そのままベッドごと病室に戻ってきたのでした。

しばらくは横になっていようと思っていても
長い時間仰向けで寝ていたため
腰のだるさと痛みに我慢できなくなり起き上がると

同じ病室の人が「あら?もういいの?」と驚いた様子。
まだ少しボ~ッとするけど、それよりも腰のだるさが。




処置後の左手はこんな状態になってました。
パンパンに腫れてデッカクなってるんじゃありません。
大量のガーゼで傷を圧迫し、包帯で巻き巻き~です。





右手の甲には点滴の針が刺さりっぱなし。
こんな両手で食事はどうするの?と思いましたが食事なし。
夜9時過ぎにやっと水分摂取許可が出て
ミネラルウォーターを2~3口飲んだだけでした。


最低限必要な水分と栄養は点滴から摂取してたので
空腹も咽喉の渇きも感じることなくそこそこ熟睡。

ぐっすり眠れなかったのは、傷の痛みと尿意のせい。




手術後初めてのトイレは念のため車椅子。
看護師さんが送迎してくれました。
用が済んだらボタンを押して迎えに来てもらうのは
仕方がないとはいえやっぱり恥ずかしかったです。


その後は点滴つけたまま自分で歩いて。
静かな病棟に、ゴロゴロ響くキャスターの音。
皆さんの眠りを妨げないよう・・・静かに移動


手術着の裾と、点滴針の刺さった右手と、手術した左手。
全てに注意を払いながらのトイレって・・・疲れます