豆猫日記 すべてはうまく行っている♪♪

すべては うまく行っている♪
ころんでも 起き上がればいいじゃん♪
みんな うまく行ってるよ~♪
 

第1回「原発と子どもたちの未来を考える」

2012-07-22 23:13:24 | ひとり言
第1回「原発と子どもたちの未来を考える」に行ってきました。

思ったより大勢の方が集まり
関心がある人が結構いる事がうれしく思いました。


第1回目の今回は
ドキュメンタリー映画『チェルノブイリハート』の上映と
松井英介さんの「内部被曝について」の講演でした。


急遽、順番が変わり最初に映画を観てからの講演会となったのですが
かえってこの方が良かったと思います。
なぜなら原発事故による被曝の現実の姿を見せられた後は
多少難しくとも講演もしっかり聴こうと言う気持ちに
嫌でもさせられました。
それぐらい『チェルノブイリハート』は衝撃でした・・・
映画のレポはこちらをどうぞ。


チェルノブイリの事故が起きたのが1986年。
当時ニュースを見て「大変な事故が起こったんだなあ」とは思ったものの
直接自分には影響が無く正直他人事ですぐに忘れてしまいました。

けれど昨年の東日本大震災が起きて目が覚め
今日の映画と講演を聴いて
やはり「他人事にしてはいけない!」と強く思いました。


今日勉強したことの一部を簡単にまとめます。


・広島や長崎の原爆による被曝は外部被曝と言いこの時の放射線はγ線

・原発事故や自然環境の中から出て来た放射線は主にα線β線
 これらを呼吸や食べ物などから体内に取り込まれた被曝が内部被曝

α線β線は貫く距離がごくわずかなため
 身体を検査をしても数値に表れにくい

・内部被曝が低線量でも危険なのは細胞やDNAを直接傷つけるため

・特に影響が大きく怖い物質がストロンチウム90
 一度体内に取り込まれると排出されにくく
 骨や歯に数十年沈着してしまう(セシウム137の300倍の影響)
 
・それほど影響大の物質にも拘らず
 食品の許容線量の基準値が決められていない

・プルトニウム239も半減期が24000年ととてつもなく長く影響大



このほか除染についての問題点や
原発の使用済み核燃料の処理の問題なども含め
今回の事故の影響は日本だけの問題ではないということも
とても勉強になりました。



そしてさよなら原発ぎふと言うグループが
今年の春に敦賀市の水晶浜から風船を飛ばして
風向き調査を行っている事も知りました。



今回岐阜は被災地にならなかったけれど
決して他人事ではないと言う事。


これまで便利さを求め続けてきたものの責任において
安心して暮らせる未来の地球のために
しっかり考えないといけないと思います。



原発をどうしていくのか一般の意見を政府が求める
パブコメと言うものがあるそうです。


  8/12(日)18:00締切



第2回「原発と子どもたちの未来を考える」は

フォトジャーナリスト森住卓さん

チェルノブイリ・イラク・福島の現地レポです。

9月2日(日) 13:30~15:30

本巣市民文化ホール 800円

チケット問い合わせ 青木さん090-5620-5300