豆猫日記 すべてはうまく行っている♪♪

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歌舞伎見物

2013-07-17 23:00:06 | ひとり言

春の御園座、猿之助襲名披露公演
すっかり歌舞伎にハマった私達親子。
まさかの岐阜でも公演があると知り観て来ました♪

演目は・・・

「毛抜き」
猿之助襲名の「口上」
「義経千本桜」


特に「口上」は襲名の時にしか観れないので是非とも観ておきたい!!
そして「義経千本桜」は早変わりやアクロバット的な動きが多彩で
いかにも歌舞伎らしい見せどころも多く
初心者もしっかり楽しめる人気の演目!!

御園座公演では夜の部の演目で
観たいけれど観れなかった方。

残念に思っていたら、まさかの岐阜公演で嬉しかったです~

今年のお正月TVで猿之助さんの「義経千本桜」が放映され
魅入っていましたが
やはり生で観るとその技の素晴らしさが際立ちます
早変わりの速さなんて、本当にびっくり!!
随所に見せる技の数々はさすがでした

そしてTVでは気付かない部分。

この演目は「義太夫」と言う三味線と合わせた語りで
ぐっと場面の雰囲気を盛り上げ
前回の観劇とはまた違う魅力を実感しました

以前、三浦しをんさんの若手義太夫をテーマにした小説
「仏果を得ず」を読んで少し興味が湧いていたこともあって
そこにも気づけたのかも・・・



義太夫の伴奏だけでなく
「ツケ」と呼ばれるいわゆる拍子木の音も良かったです
花道で役者が見栄をきる時
この音で思いっきり盛り上がります

目立たない裏方さん達の技もあっての総合芸術なんですね


親きつねを想う子ぎつねの物語だったので
あちこちで感動の涙をすする音が・・・
母もぐっと涙を堪えていたそうです

今回の演目もとても楽しめて良かったのですが
感動の大きさで言うと「黒塚」の方が感動が大きかったです。
歌舞伎らしからぬ(私の勝手なイメージで)独特の雰囲気
猿之助さんの迫力が凄まじかったです。

どちらにしても
猿之助さんの素晴らしい技にすっかり魅せられました


【おまけ】

今回も飾られた福山雅治さんからの祝い幕。




このデザインされた隈取は
4代目の新生猿之助さんの隈取に
先代と先々代のものを重ねて作ったそうです。
それを聞いてまた感動!

代々の芸を受け継ぎつつも、新しいものが生まれる

受け継がれる“伝統”があるって素晴らしですね。
この歳になってようやくその素晴らしさを味わえるようになりました