日頃から強気発言のイメージが強い本田圭佑。
先日の
「プロフェッショナル仕事の流儀」で
彼の精神的な強さを改めて感じました。
とある講演で彼への質問に「強さとは?」と訊かれていました。
よく考えた末の答えは「自分に打ち勝つこと」
逆境に陥った時ほど人は自分を信じられなくなるし
もうダメかもと諦めたくなったりと
弱気になってしまうもの。
弱気になりそうな自分に打ち勝ち
自分の力を信じきる!
どんな試練も自分を鍛えるための“神様からのプレゼント”と言い切り
決して諦めない姿勢は凡人なんかであるはずがないのだけれど
彼は自分自身を“凡人”だと言います。
高く掲げた目標は必ず達成すると言う強い信念
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
本当に強い人です
そしてもう一人強い人、テニスのシャラポワ選手。
先日のウィンブルドンでは残念ながら早々に敗退してしまったけれど
早くからテニスの実力を認められ
しかもあの美しいルックスでファッションモデルもこなす。
神様から二物も三物も与えられている恵まれた人と言うイメージでした。
そんな彼女の意外な生い立ちを最近教えてもらいとても驚きました。
教えてもらったまま紹介しますね♪
チェルノブイリ原発事故当時、
放射線による被曝が一番強い町に
彼女を妊娠中のお母さんは暮らしていたそうです。
シャラポワの父親が「ここにいてはいけない」と決断をして
1300kmも離れた土地に移り住みます。
父親は一生懸命掛け持ちで働き、
シャラポワも貧しくて幼稚園も行けなかったけど、
父親がお昼休みに同僚とやっていたテニスを少しやらせて貰えるのが唯一の楽しみ。
父親がナブラチロワが近くのテニスクラブに来ると聞きつけ
なけなしのお金を貯めて、参加した時に
ナブラチロワはスクールにも通えない子なので、
2,3球打って軽くあしらうつもりが、才能を見抜いて
「アメリカのスクールに行けばいいのにね」という言葉を
父親が聞き逃しませんでした。
親戚中からお金を借りたけれど、妻の分が足りず、
7歳のシャラポワを連れて2人で見知らぬ言葉も判らないアメリカへ渡りました。
しかし、スクールを訪ねると入学は8歳からで入学金等150万円も掛かることが…、
その時、所持金7万円。
前にも増して父親は働き、シャラポワはたった一人で留守番。
そんな中でも父親はテニスのコーチを雇い、
2年間頑張ってお金を貯めスクールへ連れて行きます。
一流のテニスプレーヤーを目指した子達が世界中から集まるスクールで、
錦織圭やアガシも…
9歳で入学という生徒がいないため、
適当にあしらうつもりが才能に驚き、300万円の奨学金がつきました。
寮生活が始まったものの言葉も判らず、
才能があるため妬みでイジメが酷くて、孤独だったけれど
自分のために頑張ってくれている両親のことを思うと
弱音が吐けなかったようです。
「辛くても父親から人前で涙を見せてはいけないよ!」という教えを守り、
テニス一筋に打ち込みます。
17歳でウィンブルドンで初優勝した時に、
観客席の上の方にいた父親のところへ駆け寄り、涙、涙の抱擁
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今や高収入を得て東日本の震災後には
子供たちのところへ駆けつけてくれたそうです!!
彼女の才能を見抜く人達がいたと言うのも幸運だったし
何より彼女の力を信じ抜いたご両親の愛は本当に素晴らしい!
その愛をしっかりと受け止め、
どんなに辛くても弱音を吐かず
しっかりと応えた彼女の強さも本当に素晴らしいです
本田もシャラポワも表面的な所しか知らなかったけれど
知られざる部分を知り、本当に感動しました
シャラポワのこと教えてくれて、ありがとうございます