夕方の電話。
出てみると野球部の顧問の先生から。
「息子さんの右目にボールが当たったので、今から病院へ向かいます。」
目......?
なんでよりにもよって目?
心配しながら、先生からの連絡を待つ。
昔、妹が友達の振ったバットが目に当たり、
角膜に傷が付きそこから視力がドンドン落ちて行った事を思い出した。
診断の結果、
白眼の所に傷ができ、出血。
茶色の眼の所も毛細血管が切れて内出血。
「今日は出血がある為に検査は出来ないので、明日の朝一番で病院へ行き、
検査結果によってはそのまま大きな病院へ。」
そう言われ帰ってきた。
帰って来た息子の右目は黒目がかすかに見えるくらいまでに腫れ上がっていた。
「先輩の球を取ろうとしたら、一瞬夕日と重なって......
ボールが消えたと思ったら右目が真っ暗になってん。」って息子。
すごく怖かった。
見えなくなったらどしよう......って。
次の日は仕事を休ませてもらって病院へ。
網膜はく離などの検査や、瞳孔、視力などの検査を終え、
結果、網膜剥離も無く、視力も一応 ”1.0”
ただ、瞳孔を動かす筋肉の一部がいびつにいがんでいる為に、
上手く機能しないかもしれないとのこと。
もう後は経過観察のみ。
しばらく激しい運動は出来ないので、彼は目も気をつけながら、体も動かせずにいた。
「頑張ってきたから、少し休みなさい!って事なんじゃないの?」
「ゲームもダメだから、勉強しなさい!って事だよ~!」
なんて言ってみるけど、不安そうな顔。
結局は目の傷も治り、視力も悪くないので普通の生活になった。
でも、
やっぱり心配。
息子は、
「野球で、頭ではボールを取らないと!!って思ってるのに体が逃げるねん。」って。
しばらくはこの体が覚えてしまった恐怖との戦い。
克服に時間がかかりそうだ。
どうか、このまま何も無く視力が落ちずに回復して欲しい。
出てみると野球部の顧問の先生から。
「息子さんの右目にボールが当たったので、今から病院へ向かいます。」
目......?
なんでよりにもよって目?
心配しながら、先生からの連絡を待つ。
昔、妹が友達の振ったバットが目に当たり、
角膜に傷が付きそこから視力がドンドン落ちて行った事を思い出した。
診断の結果、
白眼の所に傷ができ、出血。
茶色の眼の所も毛細血管が切れて内出血。
「今日は出血がある為に検査は出来ないので、明日の朝一番で病院へ行き、
検査結果によってはそのまま大きな病院へ。」
そう言われ帰ってきた。
帰って来た息子の右目は黒目がかすかに見えるくらいまでに腫れ上がっていた。
「先輩の球を取ろうとしたら、一瞬夕日と重なって......
ボールが消えたと思ったら右目が真っ暗になってん。」って息子。
すごく怖かった。
見えなくなったらどしよう......って。
次の日は仕事を休ませてもらって病院へ。
網膜はく離などの検査や、瞳孔、視力などの検査を終え、
結果、網膜剥離も無く、視力も一応 ”1.0”
ただ、瞳孔を動かす筋肉の一部がいびつにいがんでいる為に、
上手く機能しないかもしれないとのこと。
もう後は経過観察のみ。
しばらく激しい運動は出来ないので、彼は目も気をつけながら、体も動かせずにいた。
「頑張ってきたから、少し休みなさい!って事なんじゃないの?」
「ゲームもダメだから、勉強しなさい!って事だよ~!」
なんて言ってみるけど、不安そうな顔。
結局は目の傷も治り、視力も悪くないので普通の生活になった。
でも、
やっぱり心配。
息子は、
「野球で、頭ではボールを取らないと!!って思ってるのに体が逃げるねん。」って。
しばらくはこの体が覚えてしまった恐怖との戦い。
克服に時間がかかりそうだ。
どうか、このまま何も無く視力が落ちずに回復して欲しい。