癒しの時間始めました!

あなたは何に癒されますか?
日々思う事を素直に。

父と娘。

2011年11月27日 | 日記
「あと1人。娘を産め!」

我が父親の口癖。

もう何百回と聞いている。


「男の子もいいけど、女の子はいいぞ~!!お前の味方になってくれるぞ。」

こんな事を何百回も言われると、面倒くさくてもう反論する気にもならない。

だいたい、女の子=母親の味方と言う考えも浅はかだ。


そして、
不妊治療経験者としては、"授かる" 事態がいかに奇跡かを知っている。

男だ!女だ!産み分けだ!と言えるのはSEXすれば自然に授かる事の出来る人だけの話なのに。


私:「お父さん、もう年齢的にも無理だよ。」

父:「いや、48歳や50歳でも産んでる人はいるぞ!」

私:「もう無理だから。経済的にもだけど、薬飲んでるし、次産んだら自分の身体がヤバいかもしれないよ!   死ぬかも?(笑)」

父:「.......」

トドメを刺したので、もう言わないだろうなぁ…。



不妊治療をしたから余計かもしれないんだけど、

子供が男か女かなんて、本当にどうでもよくて。

出逢える事が貴重な事で奇跡なんだ。


なんと言われても、もう無理なものは無理!!(笑)


「死ぬかも?」はきつかったかな?

息子を失くした人には........。



自分が難病になったという事を妹だけには言っておこうと、

「心配するといけないから、親には内緒な?」も付けて言ってあったのに。

すぐに父親から電話があった。

ハァ........妹の口の軽さは嫌いだ。



「死ぬなよ!」

父親からの言葉。

息子に次いで娘まで?と思ったのか、私の病気の事を聞いて思わず出た言葉なんだろう。


「”人事を尽くして、天命を待つ”ですよ。お父さん。」そう答えた。


あまりにも重苦しい空気に耐えきれず、

「まあ、おとうさんは”憎まれっ子世に憚る”なので長生きするだろうから心配してませんけどね?」

そう笑いながら言った。



私は基本的にマメでも甘え上手でもない。

頼らないで自分で、自分の足で立つ事を自立だと思っている。

なので、ママ友達みたいに実家に経済的にや精神的にも頼ったり甘えたりする事は、

全くしない。

電話も得意じゃないので、子供の運動会などの行事のお知らせ以外はかけたりしない。


でも、

それって親からすると寂しいのかな?

父親は特に外で遊びたおしてるから、寂しさとは縁遠いと思うけどね?



前に母親が倒れたと聞いて、

旦那さんに子供達を預けて1人で帰省した事がある。

母親は退院して元気だったので安心したんだけど。

数日居て、家に帰る途中にメールが入る。

近くのコンビニに入り、メールを見ると父親からだった。

「夫婦でいると、色んな事があります。お前の気持ちはよくわかっているからね。」と。


.......... (-_-;)

どうも、1人で帰ってきた事を「旦那とケンカして帰ってきた」と勘違いしたようだ。

ため息をついた後、車の中で大笑いした。


「お父さんが”お母さんが入院した”ってメールしてきたから、帰っただけです!」と返事。

心配して帰ってきた私の気持ちなんて全然わかって無いやん(笑)

「これからも1人でも、帰ってきていいよ。」って。

やっぱり寂しいのか?




なぜか父親は私にだけは色々と話す。

愚痴も自慢もクラブのお姉ちゃんの事も色々と(笑)。

確かにクラブのお姉ちゃんの話しは母親には出来ないね?(笑)

メールや電話で気が向いた時に、かけてきては一方的に気持ち良く話して切る。


ん?

んん?

だからか?

だから「娘はいいぞ~~~!!」ってなるのか?


全く!!

子の心、親しらずだよ!!!


でも、

一切、連絡をしない私は、

親の心、子知らず?



お互い様か???(笑)