教育費の中では、少人数学級、30人学級について、
私たちの会派の須田幹事長からあらためて質問をしました。
また、特筆すべきは、その後、自民党の委員の方からも、少人数学級を求める意見が出されたことです。
大きく変わってきました。国民のみなさんの運動の大きな大きな成果です。
自由民主党
家庭訪問の時間がない、授業の研究する時間もないということは深刻。
少人数学級は、一つの考え方である。前々から小さな声で、少人数学級を訴えてきた。
自民党はマニフェストでもいい、民主党も言った。共産党は前々から30人学級を訴えているわけですが、
国に言うべきことは言っていくという時期が来たのではないかと思う。教育は待ったなし。優先度の高い分野である。
(とても真面目な先輩議員の方の発言です。しかし、ここまではよかったのですが、最後におっしゃったことには賛成できません。)
習熟度別にすれば、生活集団は40人でも50人でも、充分。
(あー残念!今こそ教育に必要なことは、生活面そのものでの行き届いた教育なのです。直接お話ししにいこうっと。)
日本共産党
・本会議での区長、教育長のご答弁では、金がかかりすぎて、そんなお金はないという評価だった。
・これまでも色々やり取りしてきたが、基本的な観点として、少人数学級の効果を現行の40人学級よりもお認めになるのかどうか。
・すでに、46道府県が少人数学級に踏み出しており、旧政権の自民党も4年、民主党も教員増も言っている。必然的に少人数学級に大きく動いていくと予想できる中での区の見解は。
・一クラスが少人数になることで、否定的な面が大きいというのは、言い過ぎ。1校あたり2,900万、では小学校1年生からどうですかと言ってもあまり乗り気じゃない。どうもお金だけの問題ではないと。教育面でマイナスだというなら、はっきり言うべき。
・集団の効果ということは、先進諸外国で20人台でやっていて、問題多かったということなど聞いていない。1年生だけなら51教室増やすだけでできる。
教育委員会からの答弁の趣旨は、
①少人数学級については、学習集団としては認めるが、生活集団については課題を感じる。
②江戸川区の子どもの人数が多いことによる事情があり、学級を増やすことは、現実的に、財政的にも難しい
ということでした。
並木指導室長 少人数学級については、30人学級になると、31人で2クラスになり、それぞれ15人と16人の学級となる。それで集団活動ができるかどうかの課題が出る。少ない学級になれば、担任の目が行き届くことにはなるが、集団活動としては、少人数になったときに運動会、学芸会などのときに課題があると思う。
實方教育長 二つの面から考える必要ある。学習効果の面と生活集団の面。後者についてはまだ課題がある。30人学級になると、15人と16人の学級になってしまう。それがどうなのかということがある。学習面では否定していない。
都の場合は、間を取って学習面では一部について少人数学級が実施できるように、ティームティーチングや教員の加配で対応してきている。
江戸川区の場合は、区長も本会議でお答え申し上げたが、相当な費用がかかる。これはずっとかかる。教員の人件費も、国がはっきりしていないのでわからない。
また、子どもの数が多いので、費用だけでなく384教室作らなければならない。30人学級にしたら教室を増やすわけで、物理的にどこに増やすんだという問題も私たちはかかえている。
並木指導室長 教員は県費負担教職員ですから、都の予算が3分の2、国が3分の1と分かれているので、区で持ち出すということなく、定数法という法律に則り、区に対して配当されるべきと考えている。
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党派を超えて、良いものにはきちんと賛成できる政治家が増えなければいけないと思います。
毎日の生活のこと、行事のこと、具体的なこういうお話は、
現場にいる先生だからこそ、わかることです。
その切実な声を、どうぞ学校からあげてください。
東京でも、早期に!30人学級が実現できるように、がんばって参りましょうね。