■第22号 都立墨東病院の地方独立行政法人化に反対し、
都立直営で存続させる陳情
間宮委員 墨東病院の地方独立行政法人化は、元を正せば、東京都が石原都知事のもとで、2001年12月にまとめた、「都立病院改革マスタープラン」にもとづいて、国に先駆けて、都立病院を半減させる再編計画を進めるというもとに行なわれてきたと思います。そして、その一環として、都立墨東病院の独立行政法人化ということも出てきています。
さらに、現在、都議会が行なわれていますが、都立清瀬小児病院、都立八王子小児病院、都立梅が丘病院の3小児病院を廃止する条例もかかっているということで、都議会の前では、連日のように都議会の前に座り込みが行なわれるなど、多くの反対の声がわき起こっていると聞いております。
あらためて、この都立墨東病院独法化の一番はじめにだされた「マスタープラン」のねらいは何で、この功罪はどのようにとらえていらっしゃるかということを聞かせ願えればと思います。
丸山課長 2001年の委員会に出させていただいて議論は済んでいるかなと思っています。先だって委員会でもお話ししましたように、都立病院の経営委員会において、都立病院をどうしていこうかと、提案が出され、その中で経営改善が出され、その中で墨東病院については独法化という形で提案されたと。そういう内容を縷々お話ししたうえで、東京都が今後どのように検証していくかということの場面に今あるわけですから、見守りたい。もしこの部分をさらにということであれば、次回マスタープランとしてお出しするしかないかなと思っています。
間宮委員 「マスタープラン」の中では、財政的にどうしていくかということも、経営委員会での話もあるということでしたが、この「マスタープラン」の中では、都の財政危機を理由にして、都立病院への財政支出をいかに減らすかを最大の狙いにしたものでした。ところがその後、都の税収は毎年のように大幅に増えていて、2008年度予算では、都政史上最高と言われる額になっています。これだけの税収も入ってきている中で、財政危機を理由にしたマスタープラン、これは、見直さなければいけないのではないかと思うわけです。
この間の委員会、また先日行なわれた予算特別委員会の審議からも、都立病院が、行政的医療と言われる不採算医療を担ってきていることが明らかになってきていると思います。
記書きの中で、2つ目都立墨東病院の医師、看護士を増やし、医療サービスの充実を図ることというのは、誰もが納得できることだと思いますし、1つ目の都立直営で存続すること、これに対しては、私たちは、願意は妥当だと思っておりますが、ぜひ、みなさんのご意見をお聞きしながら、審議を進めたいと思うところです。
あらためて、資料をいただければと思います。
1点が、昨年12月1日に、独立行政法人国立病院機構・南横浜病院が、廃止をされています。その経緯を教えていただきたい。
もう1点は、兵庫県芦屋市議会では、市立芦屋病院の独立行政法人化を9月12月と2回否決をしているようです。その経緯をお聞かせ願えればと思います。
丸山課長 芦屋市議会の方は、議会事務局でお願いできればと思います。
委員長 他になければ、本日は継続とさせていただきます。
都立直営で存続させる陳情
間宮委員 墨東病院の地方独立行政法人化は、元を正せば、東京都が石原都知事のもとで、2001年12月にまとめた、「都立病院改革マスタープラン」にもとづいて、国に先駆けて、都立病院を半減させる再編計画を進めるというもとに行なわれてきたと思います。そして、その一環として、都立墨東病院の独立行政法人化ということも出てきています。
さらに、現在、都議会が行なわれていますが、都立清瀬小児病院、都立八王子小児病院、都立梅が丘病院の3小児病院を廃止する条例もかかっているということで、都議会の前では、連日のように都議会の前に座り込みが行なわれるなど、多くの反対の声がわき起こっていると聞いております。
あらためて、この都立墨東病院独法化の一番はじめにだされた「マスタープラン」のねらいは何で、この功罪はどのようにとらえていらっしゃるかということを聞かせ願えればと思います。
丸山課長 2001年の委員会に出させていただいて議論は済んでいるかなと思っています。先だって委員会でもお話ししましたように、都立病院の経営委員会において、都立病院をどうしていこうかと、提案が出され、その中で経営改善が出され、その中で墨東病院については独法化という形で提案されたと。そういう内容を縷々お話ししたうえで、東京都が今後どのように検証していくかということの場面に今あるわけですから、見守りたい。もしこの部分をさらにということであれば、次回マスタープランとしてお出しするしかないかなと思っています。
間宮委員 「マスタープラン」の中では、財政的にどうしていくかということも、経営委員会での話もあるということでしたが、この「マスタープラン」の中では、都の財政危機を理由にして、都立病院への財政支出をいかに減らすかを最大の狙いにしたものでした。ところがその後、都の税収は毎年のように大幅に増えていて、2008年度予算では、都政史上最高と言われる額になっています。これだけの税収も入ってきている中で、財政危機を理由にしたマスタープラン、これは、見直さなければいけないのではないかと思うわけです。
この間の委員会、また先日行なわれた予算特別委員会の審議からも、都立病院が、行政的医療と言われる不採算医療を担ってきていることが明らかになってきていると思います。
記書きの中で、2つ目都立墨東病院の医師、看護士を増やし、医療サービスの充実を図ることというのは、誰もが納得できることだと思いますし、1つ目の都立直営で存続すること、これに対しては、私たちは、願意は妥当だと思っておりますが、ぜひ、みなさんのご意見をお聞きしながら、審議を進めたいと思うところです。
あらためて、資料をいただければと思います。
1点が、昨年12月1日に、独立行政法人国立病院機構・南横浜病院が、廃止をされています。その経緯を教えていただきたい。
もう1点は、兵庫県芦屋市議会では、市立芦屋病院の独立行政法人化を9月12月と2回否決をしているようです。その経緯をお聞かせ願えればと思います。
丸山課長 芦屋市議会の方は、議会事務局でお願いできればと思います。
委員長 他になければ、本日は継続とさせていただきます。
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