震災のまっただ中でも、日常でのお困りのことはいくつも出てきており、
ご相談は尽きません。
お子さんが交通事故にあわれ現在入院中。そのお母さんが、
病院からもらってくるように言われたものは、
「限度額認定証」と、
「第3者行為による傷病届」でした。
「限度額認定証」は、後で戻ってくる高額医療費分を、
最初から払わなくてすむようにするものです。
国民健康保険の方は、区役所1階の窓口で、すぐに発行してくれますので、
入院をしたらすぐにとりにいらして下さい。
「第3者行為による傷病届」は、相手方との間で、過失割合がなかなか決まらない場合でも、
病院の支払いはすぐに行なわなくてはなりません。
そのときに、保険を使って治療ができるようにするものです。
お金がないから治療ができないというような事態をつくらないためのものとして、
大変貴重な制度です。
事故などにあわれた方がいらしたら、どうぞ知らせてあげて下さい。
本日お越しになったお母さんも、保険で治療ができるということがわかり、
ほんとうに安心して帰られました。
お金の有る無しが、命の長さや治療の良し悪しを決めてはならない。
国民健康保険を担当する区役所の職員の方々が、そういってくださるのを聞いて、
胸が熱くなりました。
これこそ、区民を守る自治体の職員の姿です。
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